アザラシの引越し!おたる水族館

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 おたる水族館(祝津3)は、冬支度の大事な作業のひとつで、アザラシを冬の時化から守るための「アザラシの引越し」が、10月9日(火)7:00から行われた。
 同館の海獣公園の大人プールとケアプールのゴマフアザラシとゼニガタアザラシ25頭をトラックに乗せ、越冬プールまで移動。3月上旬まで過ごす。
1009otaruaqua1.jpg 穏やかな引越し日和となり、アザラシの飼育員をはじめ獣医師ら8名が、ヘルメットとつなぎのカッパ姿で作業に取り掛かった。
 大人プールでは、海に直結しているため水位が自然まかせで上下するが、本日は通常よりも低い状態で、作業がしやすかった。
 何度も参加しているトラックドライバーの操作で、引越し専用の檻2台の積み下ろしもスムーズ。3往復したが、例年よりも早めに作業が進められた。
 目が見えない高齢のアザラシ7頭が暮らすケアプールの引越しは、飼育員6名が網を持ってプールに入り、逃げ場を塞いで、檻の方へ誘導させた。
 3頭のアザラシは自分から檻の中に入って行ったお利口さん。なかなか入ろうとしないものもいて、飼育員を手こずらせた場面もあったが、全員が檻に移動。クレーンで吊り上げトラックの荷台に積み、越冬プールに移動。2時間半ほどで予定していたすべてが完了し、アザラシ達は、安心したように、ゆうゆうと泳いでいた。
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 川本守飼育員は、「おたる水族館の海獣公園は、自然の海のプールのため、冬になると荒れる。高波の影響で、アザラシが叩きつけられたり、さらわれてしまうこともあり、飼育環境が悪くなるため、穏やかなプールに引越しさせている。今日は、スタッフやドライバー、アザラシのコンビネーションが良く、スムーズに進み、無事に早く済んで良かった」と話した。
 同館の海獣公園にある食堂「浜の茶屋」や隣接の遊園地「祝津マリンランド」は、10月8日(日)で営業が終了している。今日から越冬準備が行われていた。
 出産・哺育プールで今年生まれたものから4歳までは、通常営業が終了する11月25日(日)以降に引越しする予定。
 おたる水族館HP
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