「小樽写真散歩」by akemi iwata《定山渓と恵庭渓谷紅葉狩り》

 10月に入り、雪虫に遭遇する回数も増え、冷え込んだ5日(金)、旭川からは初霜を観測した便りが届き、着々と冬に近づいている。
 体育の日の8日(月・祝)は、穏やかな秋晴れとなり、紅葉日和となった。
 小樽市内では、紅葉を楽しむにはまだ早いが、紅葉の名所・定山渓では木々が色づき、紅葉が見頃を迎えた。
 小樽市と札幌市を結ぶ、北海道道1号小樽定山渓線の紅葉を楽しもうと出かけた。途中の朝里ダム付近の木々は、紅葉と呼ぶには早いが、峠へ向かうにつれ、紅葉が始まっていた。
 札幌国際スキー場では、秋祭りを開催中で、山々の色づく景色が楽しめる紅葉ゴンドラが、14日(日)まで運行(9:30〜15:30)。秋の味覚祭も。
 運行前から、ゴンドラからの紅葉を楽しもうと大勢の人が訪れ、列を作っていた。ゴンドラは、色づいた山の間を進み、紅葉が間近に見え、見事な景色が広がる。
 山頂には、360度見渡せる人気スポットのパノラマ展望台が、昨年に続き設置されていた。小樽方面や石狩湾も見える。運が良ければ、利尻富士も見えるそうだ。
 期間中毎日開かれる山頂カフェ、土日祝日限定のグルメ屋台や道産じゃがいも詰め放題、格安でりんごやなし・ぶどうなど秋の味覚も勢揃いだ。


 


 国際スキー場から、さらに定山渓方面へ進むと、札幌湖周辺の紅葉も見頃を迎えている。


 紅葉人気スポットの豊平峡へ向う道路は渋滞している様子だったので、恵庭渓谷へ向った。絶景ポイントの白扇の滝・ラルマナイの滝・三段の滝があり、滝めぐりを楽しんだ。
 色づく木々の葉と豪快な水音に癒される。


 今後、市内でも、ナナカマドやもみじ・カエデ・イチョウ等が色づき、紅葉前線は除々に南下する。