観光に貢献!小川原格さんに特別功労賞


 北海道150年記念事業のひとつとして、北海道の経済・社会・文化等の発展に貢献した人に特別功労賞が贈られ、受賞者5名の中に、株式会社藪半代表取締役・小川原格さん(70)が選ばれた。
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 同賞は、共生社会・価値創造・交流拡大の3分野があり、同氏は、価値創造の観光(地域)づくりにおいて選出された。
 10月11日(木)に、ホテルモントレエーデルホフ札幌(札幌市中央区)で行われた授賞式では、1人では持ちきれないほどの大きな賞状と盾が贈られた。
 12日(金)13:30から、迫俊哉小樽市長に受賞を報告。小川原さんは、「運河保存運動からスタートし、これまでの仲間との活動が評価された」と喜び、「今後も、しっかりと地に足がついた中身のある観光を行い、観光の質をグレードアップしなかればならない」と話した。
 同氏は、1948(昭和23)年小樽生まれ。芝浦工業大学建築工学科入学、1974(昭和49)年に藪半に入社。1984(昭和59)年5月26日父・昇氏から受け継ぎ2代目となる。現在、小樽観光協会相談役、国土交通省観光カリスマ、経済産業省地域中小企業サポーター等を務める。
 小樽運河保存運動の初期段階から関わり、運河を観光資源として活用し新たなまちづくりの推進に取り組んだ。ポートフェスティバル実行委員長を務めたり、冬の夜の観光振興を図る「小樽雪あかりの路」の礎を築いた。後志管内の広域的な観光振興に尽力し、歴史や自然など地域の特性をいかした賑わいある観光地づくりに大きく貢献した事が評価された。
 北海道150周年特別功労賞について