子どもも大人も仮装でハロウィン!小樽堺町通り

 小樽堺町通り商店街で開催中の第2回オタルスイートハロウィンで、メインイベントのひとつ、子どもから大人まで参加できる「仮装コンテスト」が、10月28日(日)に審査発表を行った。
 雨がぱらつくあいにくの空模様の中、メルヘン広場で13:00から受付を開始。アニメの主人公やおばけ、昆虫などに扮したコンテスト参加者がぞくぞくと集まった。
sakaimachi4.jpg 受付を済ませた人から、カボチャのオブジェ前で、思い思いのポーズで審査のための写真撮影を行った。
 大勢の外国人観光客が同通りに訪れ、仮装した人を見つけては撮影を楽しむ光景が見られた。
 兄妹で初参加のひなた君(3)とるなちゃん(1)は、黒いマントや帽子姿で。札幌在住の会社員さくらさんは、銀河鉄道999のメーテルで、「小樽を楽しみたい」と話した。
 暗殺者をモチーフに、姿を見せないようにお面やマント・刀を持参して参加した小樽在住のみりんさん(17)は、「SNSで仮装コンテストを知り、2回目に出られて嬉しい。楽しんでいる」と話した。
 ニセコからのぜん君(8ヶ月)・れん君(2歳7ヶ月)の兄弟は、母親の手作りでクモとてんとう虫に。ストッキングを帽子にして工夫している。
sakaimachi5.jpg 市内在住の親子3人は手作り衣装で、映画のインクレディブル・ファミリーのキャラクターに扮した。
 札幌から参加の会社員男女は、このために2日間かけダンボールで信号機を作った。なぜ信号機なのかの問いに、「誰もやらないから」と答え、「ちょっと、恥ずかしい」とも話していた。
 同コンテストの受付は15:00まで行われ、会場には、多彩なパフォーマーが集結し、観光客の注目を浴びていた。
 人力車えびす屋では、メルヘン広場から周辺を10分程度観光する通常コースを、1回500円のハロウィン価格で実施。
sakaimachi6.jpg 市内在住の男子中学生2人は、友達同士で人力車に乗り、「初めて乗ったが、シートをカイロで温かくしてあり、思ったよりも揺れなかった。楽しかった」と話した。
 会場のメルヘン交差点では、訪れた観光客らにルタオのクッキーが配布され、特設ステージでは、15:30からダンス、16:30からゴスペルと、それぞれパフォーマンスが行われた。
 17:00からの審査発表では、大賞に10万円宿泊旅行券がプレゼントされた。岡実行委員長は、「悪天候の中、昨年と同じくらい来ていただいている。地震があり、元気づけるためにも、堺町通りとして頑張り、このイベントが、小樽のハロウィンとして確立できれば」と話した。
 堺町通り商店街で開催のオタルスイートハロウィンは、10月31日(水)まで開かれている。
 小樽堺町通り商店街
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