版画の魅力! ペンギンクラブ木版画作品展


penguinten1.jpg 第22回ペンギンクラブ木版画作品展が、11月14日(水)から18日(日)までの10:00~17:00、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで開催している。
 60~80歳代13名の会員の個性溢れる木版画の作品38点と、2019年版のカレンダーを発表。来場者の目を楽しませている。
 同会は、1995(平成7)年に生涯学習プラザ「レピオ」(富岡1)の自主事業で行われた、楽しい木版画教室に参加したメンバーにより1996(平成8)年に結成。
penguinten2.jpg 同教室で講師を務めた北村猛氏が講師となり、現在は、番雄一郎氏を講師に、毎月第1・2・3金曜日の10:00~12:00、レピオで例会を開催。それぞれ会員が制作した木版画を持ち寄って、互いに作品の批評をし合いながら研鑽を積んでいる。
 同クラブの名称のペンギンは、最初の練習課題がペンギンだったことに由来している。
 手作りカレンダーは、表紙と12ヶ月を会員に振り分け、各々が季節にあった題材を選び、数字もそれぞれに個性があって、趣深いものが完成。
 会員にとっては、忙しくもあり楽しくもある1年に1度の作品展を目標に、制作に励んでいる。
penguinten3.jpg 同クラブ創立会員である松前廣彦さんは、今回初の作品コーナーを設けた。2009(平成21)年から2017(平成29)年までの思い出深い作品をずらりと展示した。
 松前さんは風景が多く、その場所へ行って写真に収めたり下絵を基に、自宅で制作しているという。「ぜひ見ていただきたい。初心者でも大丈夫。会員を募集しています」と話す。
 初日当番の松本瑠美子さんは、「奥入瀬渓流」や「山居倉庫とけやき並木」を出展。全体的に風景が多いが、それぞれに個性を確立していて、版画の魅力溢れる作品が並んでいる。
 第22回ペンギンクラブ木版画作品展 11月14日(水)~18日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー・入場無料
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