小樽商工会議所青年部の観光振興委員会(萬事義和委員長)が主催して、ガイドブックを片手にガイドツアーに参加しイルミネーションを楽しみ、小樽の魅力を再確認する「小樽観光プロジェクト(熊澤龍一郎実行委員長)」を実施する。
市民にもっと観光地小樽を再認識し、郷土愛に繋げると共に、観光客にもガイドブックを見ながら、小樽の景観や歴史的建造物の知識を深めて散策し、イルミネーションを楽しんでもらおうと企画した。
同会議所青年部は、2011(平成23)年に発足し、現在55名の会員が所属。今回の観光振興委員会をはじめ、生活環境委員会等4つの委員会で構成し、会員企業や地域経済の発展に向けて取り組んでいる。
小樽ガイドブック(A5版40ページ・5,000部発行)は、小樽の歴史や歴史的建造物、食や土産等を掲載し、おたる案内人が勧める観光コースを紹介。12月に、観光案内所やホテルに配布を予定している。
小樽観光ガイドツアーは、小樽観光大学校が実施するおたる案内人の有資格者で作るおたる案内人ボランティアガイドの会の10名がガイド役となり、参加者100名を予定し、小樽市観光物産プラザで13:00から受付。
10名ずつ10組に分けて13:30からスタート。その周辺に並ぶ歴史的建造物の説明を聞きながら小樽の散策を楽しむ。通常のガイドよりもゆっくりと、休憩をはさみながら2時間ほどで巡る。参加無料。
イルミネーション「運河につづく白い路」は、小樽観光協会の小樽ゆき物語と連携し、小樽駅前通りの旧手宮線横から小樽市観光物産プラザまでの左右16本の街灯に、10本ずつLEDライトで装飾しロマンチックな小樽を演出。
点灯式は12月9日(日)16:00を予定し、小樽雪あかりの路開催前日の2月7日(木)まで点灯する。
同ガイドの会・大井厚夫副会長は、「小樽を市民にもっと知ってもらいたい思いに共感し、全国10万人の都市で、明治以降のかなり有名な人が建てた近代建築物がこんなに残っているのは珍しい。市民もガイドの説明を聞いて小樽の素晴らしさを再認識してもらいたい」とガイド役に意欲を示した。
萬事委員長は、「小樽に暮らしていても意外と知らない小樽の歴史、同ガイドの皆さんの説明を聞きながら、一緒に学びませんか?」と参加を呼びかけた。
問合せ・申込み:0134-22-1177 小樽商工会議所担当:田中
◎小樽商工会議所青年部