公益社団法人日本中国料理協会小樽支部(桂田洋久支部長)は、今年も市内の12福祉施設に、手作りのシューマイ2,000個(16万円相当)を寄贈した。
この取組みは、1974(昭和49)年から始まり、今年で45回目となる。中華食堂桂苑(稲穂2)店主・澤田初さんは、「父親の代から引き継がれた取組みで、多い時には3,200個を作ったこともある」と振り返り、会員の技術向上のための研修も兼ねて実施している。
前日に、朝里クラッセホテルと桂苑の2ヶ所に会員15名が分かれ、仕事の合間をみて集まり、クラッセでは10:00~12:00、桂苑では16:00~19:00に、シューマイを1つ1つ手作りして今日の寄贈に備えた。
11月16日(金)9:30から、市役所(花園2)2階市長応接室で贈呈式が行われ、桂田支部長・澤田さん・龍鳳店主太田友樹さん、福祉施設を代表して、社会福祉法人高島福祉会齊藤直人施設長と江原匡俊さんが出席。桂田支部長から、江原さんにシューマイを手渡した。
桂田さんは、「気持ちを込めて作った美味しいシューマイです。皆さんで食べてください」と話し、江原さんは「シューマイは美味しい」と喜んだ。
齊藤施設長は、「とてもありがたい。利用者さんが喜んで食べている姿を見るのが嬉しい」と感謝した。江原さんは、数年前にもシューマイを受け取った経験があり、今回も喜んで参加したという。同施設では、昼食にシューマイを味わう。
他の11施設は、本日中にシューマイを取りに来て、昼食や夕食に利用者に提供する予定。
養護老人ホーム小樽育成院、特別養護老人ホームやすらぎ荘、望海荘、はる、朝里温泉、障害者支援施設小樽四ツ葉学園、Yuiたかしま、北海道宏栄社、朝里ファミリア、松泉学園、療養介護・医療型障害児童入所施設大倉山学院、母子生活支援施設相愛の里の12施設。
◎関連記事