博物館の冬支度!展示車両のシートかけ


sheetcover1.jpg 小樽市総合博物館本館(手宮1)の屋外展示車両を、冬の雪や雨風から守るためのシートかけが、11月10日(土)から始まり、すっぽりビニールシートに覆われた車両が並んでいる。
 2回目となる17日(土)は、9:30から同館ボランティアや職員11名が参加して、雪がちらつく中、国鉄DD51形ディーゼル機関車や客車などに、ビニールシートをかけた。これで来年4月中旬まで、約5ヶ月間の冬眠に入る。
 上で作業する人が、車両の天井にはしごで上って巻いてあるシートを垂らし、下で作業をする人が、シートについている紐を車両に縛りつける。風にあおられたり、寒さと戦いながら作業が進められ、12:00までに8両を完成させて終了した。
sheetcover2.jpg シートかけは、本格的な降雪期を迎える前の展示車両を守るために大切な作業であり、毎年実施しているが、この時期の天気は雨の日が多く、作業が思うように進まないことも多い。集まった人数は少なかったが、同館職員の話では、経験者が多く、スムーズに進んでいるという。
 展示車両38両のうち、初日に手宮駅側の9両を済ませ、本日は8車両を完成させた。
 残りは、18日(日)と23日(金・祝)にも実施され、一般参加者には、展示車両の冬支度の方法を体験できる機会となるため、多くの参加者を募っている。
 参加希望者は、9:30までにエントランスホールに集合。申込不要。強風・雨天時中止。問合せ:0134-33-2523 小樽市総合博物館。
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