がん教育出前講座 稲穂小5年生が受講

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 子ども達にがんについて正しい知識を身につけてもらおうと、医師が講師となり「がん教育出前講座」が、12月5日(水)5時間目(13:35〜14:20)の特別活動の時間を活用して、小樽市立稲穂小学校(富岡1・田中賢一校長)で実施され、同校5年生68名が、がんについての知識を深めた。
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 北海道が主催する2018(平成30)年度がん教育出前講座は、希望のあった17市町村28の小学校で、2学期~3学期に開催を予定している。
 児童・生徒が、がんについての正しい知識を身につけ、がんに負けない体作りへの意識を高め、生活習慣改善と早期発見のための検診の必要性を知り、がん罹患率や死亡率の減少を図ることを目的としている。
 講師は、札幌厚生病院化学療法内科・阿部雅一医師が務め、「がんをもっと知ろう」と子ども達に語り始めた。
 児童それぞれが持っているがんに対してのイメージを発表し合い、病態・予防策・検診について、スライドを活用し、児童の興味をそそるようクイズを交えながら、分かりやすく説明した。
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 阿部医師は、日本人ががんになる確率として、2人に1人ががんになり、40歳を超えるとがん患者が増え、死因のトップはがん(悪性新生物)であると伝えた。2016(平成28)年には、100万人以上ががんになっていることも。予防するためにはどうすればよいか、クイズを出題してみんなで考えた。
 タバコは吸うことだけではなく、他人が吸うたばこの煙でも肺がんの危険性が高まり、酒の飲みすぎや太りすぎ・やせすぎなど、なんでも過ぎることが発症へのリスクを高めるため、早期に発見し、早期に治療することが重要であるとし、定期的に検診することを強調した。
 最後に、阿部医師は、「心と体が健康で、夢や希望に向って人生を歩んでもらいたい」と締めくくった。
 その後、児童は、今日の講座で聞いたことを基に、これからの未来を考えながら、気をつけることなどをまとめた。
 及川年彦教頭は、「これから生きていく上で、予防の正しい知識を身につけてもらえらば」と話した。
 手宮中央小学校でがんの出前講座