スポ雪選手権 スポーツ文化ツーリズムアワード受賞


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 観光庁・スポーツ庁・文化庁が共同で実施する「スポーツ文化ツーリズムアワード2018」マイスター部門に、「国際スポーツ雪かき選手権」を実施する一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟が受賞した。
 同選手権は、北国の厄介者である雪を逆手に、スポーツの力で除雪問題を解決。国内外の学生・企業・公務員等の参加者が集まり、雪かきやオブジェコンテストで競い合い、雪を楽しむ催しだ。
 選定理由は、雪国の社会問題の雪かきを逆転の発想でスポーツ化。多くの人が参加して楽しむイベントにして、社会貢献・地方創生に繋がる新しいスノースポーツであり、外国からの更なる参加増加も期待できるというもの。
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 同連盟・松代弘之代表理事は、「まだまだ改善すべき課題が多く、理想とはほど遠いという認識から、受賞できるとは思いませんでした。この受賞を励みに、さらなる地域貢献に邁進する所存です」と、気持ちを新たにした。
 2016(平成28)年3月に、同3庁による包括的連携協定を締結し、各地のスポーツや文化芸術の融合により、新たに生まれる地域の魅力を国内外に発信し、インバウンドの増加や観光の活性化を図る取り組みを推進するために「スポーツ文化ツーリズム」の表彰を、同年度より実施している。
 3回目となる今年度は、7月31日から9月18日まで応募団体を募り、スポーツ文化ツーリズムの成功事例としてのマイスター部門に、同雪かき連盟とNPO法人きらり水源村「カヤックで農業用水路を下る!イデベンチャー」と、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン「地域の魅力・文化を引き出しサイクルツーリズムで通年誘客を実現するツール・ド・ニッポン」の3団体が受賞。
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 今後の展開が有望視される事例としてのチャレンジ部門には、株式会社サムライプロデュース「十勝ナイトリバークルージング」、一般社団法人山形バリアフリー観光ツアーセンター「世界一自由な空へつばさに乗って行こう 南陽は空もバリアフリー 空飛ぶ車椅子体験」が受賞した。
 マイスター部門は、過去3回以上のイベントを開催し継続的な取り組みで、国内外の観光客の増加に寄与していることを応募条件としている。
 1月24日(木)開催のスポーツ文化ツーリズムシンポジウムに合わせ、表彰式を実施する予定。
 文化庁報道発表 スポーツ文化ツーリズムアワード2018受賞団体決定について
 第6回国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽2019
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