手打ち年越そばに精出す!おたるそば打ち同好会

 おたるそば打ち同好会(川合澄子代表)は、年越しに自作の手打ちそばを食べようと、12月28日(金)の小樽市勤労女性センター(花園5)3階調理室で、会員20名が、9:00~20:00の都合の良い時間に集まり、そば作りに精を出した。
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 同会は、2012(平成24)年にそば打ち愛好家15名でスタート。現在は、毎週木曜日に同調理室で、50代から78歳までの男女28名が、月2回参加できる日を選んでそば打ちを学び、日々美味しいそばを作ろうと励んでいる。
 何年も続けている人も多く、趣味といってもベテランの域。道具は、教室に置いてあるが、自前の道具を揃える人もいる。
 大晦日の年越しそばは、家族だけではなく、心待ちにしている友人・知人・親戚の分も用意する人がほとんどだ。
sobauchi2.jpg 今日はそば粉40kgを用意。約2kgから、二八そば(そば粉8・小麦粉2)24人分を完成させた。
 川合代表の話では、最近、認定に挑戦する人が多く、1年学ぶと初段レベルに挑戦でき、練習を重ねると5段まで取得できるという。
 初段レベルとは、家族に700gのそばを打って食べさせることができ、2段レベルは、同時間内で1kgのそばが打て、指導したりやパーティも開けるまでのレベルに達するという。
 そば打ちの工程すべてが重要ではあるが、美味しいそばになる決め手は、水回しだという。水を入れてこねる工程をしっかりと行うことが、伸ばした時に艶やかな生地となり、喉越しも違ってくる。
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 初段の横山さんは、「そばを食べに旅行に出かけるのが楽しみで、妻には、一番美味しいと褒められている。みんなでそばを楽しみながら打つのが良い。年越しそばは、みんな待っている」と話し、4年目にして3段を取得した男性も、そば打ちに集中していた。
 女性会員のひとりは、「水を入れて捏ねる時の水加減が一番難しい。友達に誘われて入会し、楽しくて続けている。趣味で始めたけれど、毎年食べている人から、上手になっていると言われ、嬉しくなる」と話した。
 川合代表は、「平成最後の年越しそばを、皆さん美味しく打とうと頑張っている。いただく人も、楽しみにしていると思う」と話した。
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