充実した雪あかりの路を目指し 第2回実行委員会


 開催まで2週間を切った第21回小樽雪あかりの路の第2回実行委員会が、1月28日(月)14:00から、市立小樽美術館(色内1)1階研修室で開かれ、各部会の担当者から決定事項や進捗状況等が報告された。
 冒頭、西條文雪実行委員長は、「外からのお客さんに感動を与えるため、できる限り手づくり感をもって設営したい。そのためにも全員で21回目の雪あかりにしたい」と成功を祈った。
 小樽芸術村(株式会社ニトリホールディングス)・札幌芸術村(札幌市芸術文化財団)・札幌観光協会・小樽観光協会の4者は、2017(平成29)年に連携協定締結の関連事業として4つの事業を展開。
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 ①第70回さっぽろ雪まつりと第21回小樽雪あかりの路の共同ポスター1,000枚を製作。すでに、旅行会社・ホテル・観光関連施設・JR各駅・市内小中学校等に配布済み。
 ②さっぽろ雪まつり大通り12丁目市民の広場で、雪まつり発祥の地である旧小樽市立北手宮小学校で、1935(昭和10)年に初めて製作した雪像「布袋様像」を再現。同小学校雪まつり保存会 with 小樽雪あかりの路実行委員会(約10名)が、2月2日(土)・3日(日)10:00~17:00に製作を予定している。同雪像は、幅4m×奥行き2m×高さ2m。
 ③さっぽろ雪まつり食の広場(大通り1丁目テレビ塔下)で、浮き玉キャドルを飾り、ポスターやパンフレット等で小樽雪あかりの路をPR。小樽の食を提供するキッチンカーも出店。
 ④準メイン会場の小樽芸術村に、3名の彫刻家による竹をイメージしたオブジェを製作、幻想的な空間を演出する。製作期間は2月3日(日)~8日(金)、大きさは幅3.6m×奥行2.7m×高さ3.6m。
 2月15日(金)に市役所で、2018(平成30)年度国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞大賞グランプリ」受賞伝達式を行い、会場を視察。関連記事
 山城副実行委員長は、「グランプリ大賞は、常に創意工夫の繰り返しが評価された。今後も新しい工夫を考えながら、素朴で手づくり、夢と遊び心があるオブジェ作りを心がけてもらいたい」と期待を寄せた。
 大小ワックスボウル・浮き玉キャンドル・フローティングキャンドルの雪あかりの路公式グッズに、「雪明かりの路」(5個入650円・新倉屋)が新たに加わり販売される。今後、公式グッズ商品のアイディア等を募り、公式グッズに力を入れる。
 1月25日現在、一般協賛金目標額5,556,000円のところ、67.5%の3,749,000円が集まっている。昨年より約10万円減で厳しい状況にあり、引き続き協力を呼びかける。
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 2月3日~21日に韓国人ボランティア(OKOVO)40名、2月5日~19日に中国人ボランティア(eVOL)、2月6日~19日に学生合宿ボランティア(橙)が参加を予定。
 今年から、未来創造高校英語サークルメンバーが製作したポップカードを、公式グッズ販売所に設置し、外国人観光客に会場での道案内を行う。
 また、第一ゴム株式会社(奥沢3)から、同イベントに携わるボランティアのためにと、女性用長靴(23.0・23.5・24.0サイズ)6足と、男性用長靴(24.5・25.0・25.5・26.0・27.0・28.0サイズ)14足の20足が寄贈された。
 女性用の靴底には、柔らかい天然ゴムにセラミック粒子が滑り止めとなって配合され、男性用は、小樽の職人が手がけた国産高品質で、底は柔らかく滑らないように工夫され、どちらも温かい。
 同実行委員会終了後、同社・浜村稔代表取締役社長と宮谷尚宏商品開発部次長が出席して、贈呈式が行われた。
 宮谷次長は寄贈の長靴について、「弊社の主力商品で、多く作っている中で一番温かい商品。ボランティアの方に使っていただくには適当だと思う」と述べた。
 小樽雪あかりの路
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