商売繁盛を祈念! 平成最後の青果初セリ

 小樽市公設青果地方卸売市場(有幌町1)で、平成最後となる初セリが、1月5日(土)7:30から行われた。
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 初セリ式には、迫(はざま)俊哉市長をはじめ、樽一小樽中央青果株式会社中川則夫代表取締役社長・仲卸人・買受人のほか、鈴木喜明市議会議長・市議会経済常任委員の来賓など、合わせて約80名が出席。3本締めで新しい年の商売繁盛を祈念した。
 迫市長は、「公設市場を流通の拠点として、機能強化に力を入れていかなければならず、老朽化が進む施設の修繕や改善に開設者として目を向けていく。
 さらに農業を支えていくことも、市として大切なことであり、農業基盤の整備を支援しながら地域全体の活性化も図っていく」と挨拶。
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 中川社長は昨年を振り返り、「西日本の豪雨・猛暑、道内でも6・7月の寒波や長雨などの影響で生産量が落ちた。
 災害が年々増えている中で、安心で安全な青果物をこの市場に安定的に確保し、流通を守ることが大切」と話した。
 5日は、キャベツ・玉ねぎ・ジャガイモ・さつまいも・ニンジンなど野菜24.3トン、みかん・りんご・梨・いちごなど果物5.1トンの計29.4トンが取り引きされ、合計金額は932万円となった。
 小樽市公設青果地方卸売市場HP
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