中川和子氏の新春コンサート 小樽市立病院


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小樽市立病院(若松1)は、1月24日(木)15:30から、同院2階ホスピタルホールで、「患者さんとご家族のための新春ピアノコンサート」を開いた。
小樽在住のピアニスト・中川和子氏のピアノ演奏会とあって、中川ファンをはじめ、患者やその家族、病院関係者ら約110名が集まり、ピアノが奏でるクラシックの名曲に聴き入っていた。
同コンサートは、1989(平成元)年に始まり、旧小樽病院の時は併設されていた看護学校の講堂で、クリスマスコンサートとして開催され、新病院になってからは新春コンサートとして継続して、今年で31年目を迎えた。
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中川氏は、「長年続けさせていただき、嬉しく思う」と話し、平成最後を締めくくる演奏会に思いを込めた。
プログラムは、モーツアルト作曲「キラキラ星変奏曲」に始まり、「トルコ行進曲」、メンデルスゾーン作曲「無言歌集」より「狩人の歌」「ベニスのゴンドラの歌」「甘い思い出」、スカルラッティ作曲「ソナタ」、ショパンの「ノクターン」「バラード1番」が演奏された。
ピアノ伴奏に合わせ、来場者も一緒に、春が早く来るようにと、瀧廉太郎の名曲「花」を歌い、アンコールには、ラデッキー行進曲を演奏。手拍子で参加して楽しんだ。全10曲を1時間ほどかけて演奏し、感動に包まれた。
夫が入院中の女性は、「楽しい時間を過ごしました」と話した。
小樽市立病院
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