あんかけ親衛隊 小樽の震災被災者に寄付


 小樽あんかけ焼そば親衛隊(坂田理隊長)は、3月22日(金)16:00から、市役所(花園2)2階記者室で、小樽・3.11避難者の会(小松雅美代表)に、支援金75,767円を手渡した。
 同親衛隊の前身となる小樽あんかけ焼そばPR委員会は、2011(平成23)年1月に発足。その2ヶ月後の3月に東日本大震災が発生。
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 少しでも力になりたいとクリスマスパーティや必要なものを聞いては届けていた。2014(平成26)年からは継続事業として、市内に避難している人を支援しようと活動資金の寄付を実施。今年で6回目となった。現在、市内には37人の避難者が生活している。
 同親衛隊協力店29店舗の内、五十番菜館・桂苑・龍鳳・大丸ラーメン・一期一会・とろり庵・あっぱれ亭奥沢店・時代屋・龍仁の9店舗が協力。各店舗が設置した募金箱の合計65,767円と同親衛隊からの10,000円を合わせた75,767円を寄付。これまでの最高金額となった。
 出席した五十番菜館・沢田寛店主は、「募金箱をカウンターに置いている店が多い中、寄付の記事が掲載された新聞記事を壁に貼り、側に募金箱を設置し、家で小銭をこつこつと貯めた常連さんからの協力もあり、より多くの支援金が集まった」と話した。
 坂田隊長は、「少しずつ復興しているようでも、元の生活を取り戻せていない人が多い。微力だが有意義に使ってもらえれば」と話した。
 小松代表は、「大事なお金なので、無駄にしないよう管理し、これまで香典代わりに使わせてもらった。市民の気持ちと思い、毎年受け取っている」と感謝した。
 以前、香典として受け取った人はとても感謝し、手紙を同親衛隊宛に送っている。
 小樽あんかけ焼そば親衛隊HP
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