アーサー・ビナード氏講演会 小樽市民に笑顔

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 小樽商工会議所(山本秀明会頭)主催の講演会「日本語はつづくよどこまでも?」が、3月4日(月)15:00から、小樽経済センター(稲穂2)7階ホールで開催された。
 講師に、詩人で随筆家・翻訳家でもあるアーサー・ビナード氏を迎え、「アメリカ生まれの詩人が、この列島の言葉とこれからを語ります」として、1時間40分にわたり、自身の日本語体験をはじめ、トランプ大統領に対するアメリカ世論まで、幅広い話題をユーモアを交えて語り、集まった約140名の市民らは、時折、笑いながら熱心に耳を傾けた。
 同氏は、昨年11月に行われたNPO法人絵本児童・文学研究センター主催の文化セミナーに、講師として来樽しているが、同セミナーで講演を聞いた山本会頭や商工会議所首脳陣が、ぜひ多くの市民にも話を聞いてほしいと、今回の講演が実現した。
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 同氏は、1990(平成2)年に初来日し、石(こく)という言葉を知った。1石は1人の人間が1年間に食べる玄米の量で、加賀百万石といえば100万人を養うことができる実体経済の力を表していたことは、株価を経済力の指標とする現在とはそもそも異なり、言葉は「世界を見るためのレンズ」としての力を持っているといった話など、示唆に富んだ話にうなずく姿が多く見られた。
 最後に、ルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界 what a wonderful world』を、同氏が日本語にした絵本『すばらしいみんな』を、絵本とともに歌って聞かせ、会場からは大きな拍手が寄せられた。
 アーサー・ビナード氏(wikipedia)