春分の日の小樽 積雪ゼロに!


 小樽市勝納町にある札幌管区気象台無人特別地域観測所のデータによると、小樽市の積雪が、3月21日(木)の春分の日の12:00に、ゼロを記録した。
 暖かい日が続き、11:32に最高気温12.4℃を記録。深夜2cmあった積雪がゼロとなった。昨年は4月5日(木)14:00にゼロになり、一昨年は4月8日だった。
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 今シーズンの2018(平成30)年から2019(平成31)年3月20日までの小樽の累計降雪量は374cm、平年値は623cmで平年比60%の降雪に留まり、比較的雪が少なかった。
 11月22日に初めての積雪5cmを記録し、12月の最深積雪は31日に50cm、1月では26日に74cmまで積もり、2月7日に今シーズン最深積雪92cmとなった。その後は、南から暖かい空気が流れ込み、降雪も少なく暖かい日が多く、一気に雪解けが進んだ。
 札幌では、3月19日に積雪がゼロになり、平年より15日早かった。
 21日18:00で北海道の最深積雪地は、朱鞠内の149cm、幌加内の111cm、次いで倶知安町の93cm、音威子府の81cm。まだまだ雪深い所も多い。
 このまま、春に突入と思いきや、明日22日(金)にかけて、この時期としては強い寒気が入り込み、雪が降るところが多い見込み。
 日本海側や北部では、多いところで20cmの降雪。春を思わせる陽気が続いていたが、雪が降ったり止んだりで冬に逆戻り。週末にかけて居座る見込み。ツルツル路面に注意を呼びかけている。
 気象庁〜積雪の深さ一覧表
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