第16回吹奏楽フェスティバル 22団体が共演!

 吹奏楽に親しむ後志管内22団体が一同に集結して、「吹奏楽フェスティバル2019」を、3月21日(木)12:00から、小樽市民会館(花園5)大ホールで開催。春分の日の恒例行事として定着し、16回目を迎えた。主催は、後志吹奏楽フェスティバル実行委員会(佐藤誠一委員長)。
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今回は、倶知安・蘭越・岩内・仁木・古平・積丹・小樽市内の中学校と高校、社会人が作る22団体約350名が参加して、18プログラムで華やかに開催された。観客席には、保護者や友人らが集まり、オーケストラが奏でる音楽に拍手を贈った。

積丹町立美国中学校吹奏楽部の水戸黄門や暴れん坊将軍のテーマなど3曲で開幕を飾り、管内の中・高・社会人が結成する各団体が日頃の練習の成果を発表する貴重な機会となった。

また、各校吹奏楽部では、3年生が卒業し1・2年生だけの初の演奏会となり、ソロ演奏等のパフォーマンスが組み込まれ、力の見せ所となった。

槇原敬之「どんなときも」や「いきものがかりコレクション」、「ジュラシック・パーク」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」の映画音楽、バレエの名曲「ドン・キ・ホーテ」などが演奏され、観客を楽しませた。
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佐藤委員長が率いる小樽ウィンド・アンサンブルは、38名による安定感のある演奏を披露し、観客に感動を与えた。

ラストは出演者全員がステージに上がり、佐藤委員長が選曲した吹奏楽基本のマーチ「美中の美」を演奏。4時間半に及ぶ同フェスティバルは、幕を下ろした。

佐藤委員長は、「少子化が進む中、このように開催でき嬉しく思う。小学生に聞いてもらい、吹奏楽をやってみたいと思ってもらえると良い。今後も開催を続けたい」と話した。

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