図書館で楽しいイベント!子ども読書週間


平成13年度に制定された「子ども読書活動の推進に関する法律」に伴い、公益社団法人読書推進運動協議会は、4月23日を「子ども読書の日」、4月23日~5月12日を「こども読書週間」と定めた。
小樽市でも、小樽市子ども読書活動推進計画(2019~2028年度)をスタートさせ、「全ての子どもに読書の楽しさを~生きる力を育む読書環境作り」を基本目標に掲げ、市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)では、子どもの発達段階に応じた読書に親しむ機会を提供する「平成31年度たるばとプロジェクト」を計画。
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本との出会いを生み出すために、保健所で実施の乳幼児健診時に絵本を紹介する小樽市ブックスタート事業や、本を楽しむ場を提供する乳幼児向けおはなしの会のたるぴよタイム、小学生を対象にしたお話し会や工作、準備する参加型イベントなどのたるばとクラブをさらに充実。
学校と連携し読書に触れる機会となる学校ブックフェスティバル、司書の仕事を知る職業体験、夏・冬休みに本の調べ方をアドバイスする調べもの応援タイム、講師派遣などを実施し、子ども読書を支える職員(学校司書・教職員研修など)の育成、子ども読書活動を推進するための体制の充実を図る。
「春の子ども読書週間」と題した同館で、4月27日(土)に、小樽在住の絵本作家こぐれけいすけ氏の新作発表会、同日から5月6日(月)まで、館内に設置したイースターエッグを探し、隠された文字をつなぎ言葉を完成させるゲーム「イースターエッグハント」を実施。5月30日(日)まで、昭和30年〜40年頃の市内で撮影された35枚の写真を展示し、場所当てクイズや用意した付箋に写真の情報や思い出を書いてボードに貼って参加する催し「どこコレ?」を開催。
2階郷土資料室では、市広報広聴課所蔵の写真や昭和30年〜40年の「広報おたる」を展示し、2階ギャラリーでは、懐かしい小樽の記録映像を上映する。期間中の土・日曜日11:00~15:00。
「どこコレ?」は、NPO法人20世紀アーカイブ仙台が2012(平成24)年度から実施し、古い写真や映像を展示公開して、来場者にどこなのか情報提供を募り、コレクションする取り組みで、北海道では初開催となる。今年は、小樽・仙台・熊本・東京など8ヶ所で開催を予定している。◎どこコレ?ーおしえてください昭和のオタルー(PDF)
鈴木館長は、「小樽は歴史があり、懐かしみ楽しんでもらいたい」と参加を呼びかけた。
この他、5月3日(金・祝)の乳幼児向けおはなし会「たるぴよタイム」は、読書週間限定で11:00と14:00の2回。5月4日(土)は小学生を対象にした「たるばとクラブ」の「わくわく☆どきどきとしょかんツアー」を11:00と14:00に行う。
5月6日(月)は14:00~15:00に、おたる子ども劇場人形劇サークル「ぐぅちょきぱぁ」による人形劇「げんき森のおおかみくん」、ペープサート「おむすびころりん」などを行う。
4月23日(火)~5月12日(日)は、北陵中学校生徒作成の本の紹介POPを展示する。
市立小樽図書館〜小樽市子どもの読書活動推進計画
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