「小樽写真散歩」by akemi iwata《春の使者!水芭蕉と座禅》


 足踏み状態だった季節も、長橋なえぼ公園(幸1)の水芭蕉と座禅草が咲き始め、春の到来を告げ、散歩に訪れた人々の目を楽しませている。

 同公園内には、水芭蕉と座禅草の群生が見られる湿地帯があり、そこに通じる散策路には所々に雪が残り、長靴が必要となるが、ふきのとうや蛙の卵と共に、待ちわびた春を告げている。

 

 これらの春の使者は、毎年3月下旬から4月上旬にかけて、顔を出し始める。

 4月4日(木)は、最高気温8.6℃(14:32)まで上がり、春の日差しに包まれた同公園は、雪解け水が勢い良く音を立てて流れていた。

 

 水芭蕉が見られる池は、昨年よりも少なくなっていたが、座禅草は、出始めたばかりの赤紫色の苞(ほう)が所々に見られ、これから成長が楽しみだ。

 小樽の積雪はとっくにゼロとなっていたが、公園内に残る雪がすべてが解けるには、まだ時間がかかりそうだ。

 5日(金)は、低気圧の影響で北海道では広く雨が降り、北部では雪になる予報。小樽は最高気温11℃にまで上がる見込み。

 なお、冬期休館だった同公園内にある森の自然館は、4月11日(木)から開館し、9月30日までは9:00~17:00、10月1日から11月10日までは9:00~16:00。月曜と祝日の場合は翌日が休館・入館無料。

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