観光シーズンを間近に控え、株式会社小樽観光振興公社(明井隆生代表取締役)は、4月20日(土)からの観光船「あおばと」と屋形船「かいよう」の観光船運航に先立ち、19日(金)10:00から、小樽市産業港湾部港湾室内内航船客公共待合所(港町4)で、平成31(2019)年度観光船運航安全祈願祭を執り行った。
水天宮(相生町3)の大小島平和宮司による海上安全の祝詞が上げられ、同社・明井代表取締役をはじめ、来賓・関係者38名が出席。小島萌子船長らが玉串を捧げ、今シーズンの安全運航を祈願し、甲地一嗣船長が代表して同宮司から安全祈願の札を受け取った。
明井代表取締役は、冒頭の挨拶で、昨年の運航状況について、天候に恵まれず乗船客が伸び悩んだことを明かし、今年は穏かな日が続くことを願うと語った。
また、「あおばとは、昨年追加認定された日和山灯台やにしん御殿などを巡る祝津航路、海からでしか行けないオタモイ航路の2コースで、観光客に利用されている。
かいようは、エンジンを交換して4年目。昨年は、小樽市と小樽ガイドクラブの協力で、小学生の社会学習で使用。安心・安全・快適な船旅が、観光客はもちろん、小樽市民にも愛される観光船として営業してまいりたい」と述べた。
迫俊哉市長は、「昨年は、3千万人の外国人観光客が日本に訪れた。このチャンスを生かし、雄大な自然景観を堪能してもらい世界に発信してもらいたい。小樽観光のひとつが海であり港。シーズンを通じて、天候に恵まれ、観光遊覧船が順調に運航されることを心から祈念する」と期待を寄せた。
今年度の運航は、4月20日(土)から10月14日(月・祝)まで。