春の全国交通安全運動に170名が参加!

 

 5月11日(土)から20日(月)までの春の全国交通安全運動に先駆け、10日(金)16:00から、小樽警察署(白取昇署長)と小樽市、各団体が協力し、おたるマリン広場(築港5)で、春の地域・交通安全運動出動式及び街頭啓発を行なった。

 日頃から交通安全や地域の防犯活動・飲酒運転根絶に協力している各団体から、わんわんパトロール犬2頭と170名が集合。

 


 犯罪と交通事故のない安全で安心して暮らせる地域社会を実現するため、各種犯罪の発生防止、交通ルールの遵守と交通事故防止、自主的な防犯活動及び交通安全運動の活性化並びに地域の住民の意識の高揚を図ることを目的として、令和最初の運動となった。

 出動式で白取署長は、「本年4月末までの刑法犯の市内発生数は109件で、前年対比マイナス27件と減少傾向にあるが、振込み詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺の予兆電話やハガキの送付、子どもや女性が対象となる不審者の問いかけなど、凶悪事件に発展する恐れがあり油断を許せない。

 交通事故に関しては、人身事故は61件で、前年対比マイナス21件と大幅に減少。残念ながら3月に死亡事故が1件発生している。今後、観光やレジャーに絶好の季節を迎え、交通量の増加から重大事故の発生が懸念される」と事件事故の発生状況を説明。

 

 「犯罪抑止と交通事故防止に全力を挙げて取り組み、犯罪や交通事故のない安全で安心して暮らせる地域社会を実現するために、警察署の活動はもとより、各地域における声かけや見守り活動、青色回転灯車両によるパトロール、交通安全旗波作戦など、各種の街頭啓発活動について、自治体・関係機関・ボランティアなど市民が一体となり、継続して取り組むことが大切」と訴えた。

 迫市長は、「限られた期間ではあるが、関係団体と力を合わせて啓発活動を進め、市としても、安全で安心な地域社会の実現に努めたい」と述べた。

 小樽市交通安全協会・廣瀬保男会長、小樽市防犯協会連合会・五宮一治会長も挨拶。おたる自主防犯ボランティア団体連絡協議会・前田俊明会長による出動宣言を行い、参加者の士気を高めた。

 その後、参加者全員で各地域のパトロール地区へ向い、市長や署長らは、通行人に、同運動期間の周知や飲酒運転根絶に関する啓発物を手渡し、交通安全を呼びかけた。

 ◎平成31年交通安全運動実施計画(外部)

 ◎関連記事