わんわんパトロール隊が協力 特殊詐欺防止啓発!

 小樽警察署(富岡1)とわんわんパトロール隊(近藤満子代表)が合同で、5月15日(水)14:00から、特殊詐欺防止を呼びかける啓発活動に出動した。
 署員5名とパトロール隊10名と12頭が、小樽サンモール一番街の酒商たかの前に集まり、小樽署が用意した特殊詐欺防止の啓発物50部(チラシ・ティッシュ・絆創膏)を市民に配布しながら、都通り商店街の駅前通りまで歩いた。
 下校途中の子ども達や買物客・通行人に出会うたび、パトロール犬に近寄ったり頭を撫でたりと興味を示す人が多く、それをきっかけに「詐欺に気をつけてください!」と声をかけ、啓発物を手渡した。 
 
 同パトロール隊は、2004(平成16)年に結成され、現在、約100頭が所属し、青色防犯パトロールカー3台を所有。小樽市防犯協会連合会の協力を得て、啓発活動に積極的に参加。犬好きの子どもや大人が集まり、啓発活動を和ませている。
 2017(平成29)年には、全国防犯協会連合会から功労ボランティア団体に選ばれた。
 近藤会長は、「犬がいると雰囲気が違う。これからも協力したい」と話した。
 同署生活安全課生活安全係・油川浩一さんは、「わんわんパトロール隊がいることで、見せる啓発ができ、今後も開催を企画したい。息子を名乗るおれおれ詐欺の手口がいまだに半数を占め、高額を要求する内容であった場合は、周囲の身内や友人・警察に相談してもらいたい」と呼びかけていた。