吉岡正晴ステンドグラス作品展 小樽で5/29から

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 小樽在住の吉岡正晴さん(71)は、5月29日(水)〜6月2日(日)に、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで、ステンドグラス作品展を開催する。
 個展は10年ぶりで、小樽での開催は初めてとなる。20年前の習いたての作品や完成間近の最新作まで、パネルとランプ約30点を出展する予定だ。
 「光を通したガラスの色に魅せられた。ステンドグラスのプロの方にも、ぜひ観ていただきたい」と20年の集大成の発表に意気込む。
 
 吉岡さんは、小樽出身で、建物のデザイン関係の仕事に就き、その後、自営で多忙な日々を過ごしていた。
 国内外の有名アーティストの作品集や美術品に興味を持ち、参考にしていた頃、ティファニーのランプに一目ぼれしたのがきっかけとなり、1999年に札幌でステンドグラスを学んだ。
 ステンドグラス美術展(公募展)の出展を目標に掲げ、厳しい先生を選んで指導を受け、めきめきと技術を身につけた。
 習い始めて3年、名古屋で開催の第1回ステンドグラス美術展(公募展)に、初出展した「幻想の森」で入選を果たす。
 2回目に「序曲」、3回目には「哀愁の楼蘭」で入選。小樽市市展でも入選している。この3点の入賞作品も展示する予定だ。
 作品展のテーマは特になく、その時々に作りたいものをステンドグラスに表現してきたが、女性をモチーフにしている作品が目立つ。
 
 好きなアーティストのひとりオーストリアの画家・グスタフ・クリムト(1862-1918)の「乙女(バージン)」を、2年越しで完成させ高さ1.1m×幅1.15mの大作に。90cm四方以上は通常作らないはんだ技法で、表に見えないように補強しタブーを破った。
 作品よりも先に完成していた額は、オーダーメイド家具の銭函工房で特注したもの。額装することでさらに迫力が増し、魅力的に仕上がっており、細部を間近で鑑賞できる機会となる。
 過去のデータを参考にした2作目の竹久夢二の黒船屋や、デッサン画をカラーにして再現したオーストリアの画家・エゴン・シーレの「立っている少女」。小樽で撮影した映画「天国の本屋~恋火」(主演:竹内結子)で使用された思い出のランプも展示する。
 使用しているステンドガラス用のガラスは、アメリカ製のハンドロールが9割を占め、自身でもガラスをデザインして使用したり、一部素材として販売も。見所満載のステンドグラスが並び、上品な輝きに包まれる。
 
 吉岡正晴ステンドグラス作品展
 5月29日(水)~6月2日(火)10:00~17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー 入場無料