小樽市の花“ツツジ” 手宮緑化植物園で見頃

 小樽市手宮公園内にある「手宮緑化植物園」では、小樽市の花・ツツジが見頃を迎えた。5月22日(水)、ドウダンツツジ越しに真っ赤なツツジの花がこんもりと咲き、見事な景観を創出している。
 
 桜からツツジの季節に変わったが、園内には2万人もの花見客が訪れ、サトザクラの園芸品種カンザンやフゲンゾウは、まだ花をつけている。陽気に誘われて、池にはキジバトが水を飲みに来ていた。
 
 同公園内緑の相談所の飯田守さんに話を聞いた。
 
 園内には、約50種類ほどのツツジがあり、北海道だけに自生するエゾムラサキツツジが、4月19日頃に開花し春の訪れを告げた。次いで、ヤシオが28日に、最も遅いと言われるレンゲツツジも咲き、見頃を迎えている。
 
 ピンク系のムラサキ色のミツバツツジは、5月に入ってから咲き、すでに散ってしまったものも。
 
 遅咲きのキシツツジの仲間リュウキュウツツジは5月末まで楽しめ、家庭の庭先でもっとも多く見られるクルメツツジも見頃。同じく、キシツツジのワカサギは、淡いが紫白色で香りも楽しめる。
 
 ツツジ科のシャクナゲも上品なピンクの花を咲かせた。
 
 ムラサキのこんもりとした花が特徴のヨドガワツツジは、朝鮮と対島に自生するチョウセンヤマツツジで、雄しべが花弁に変わった八重性。牡丹ツツジと呼ばれ花が大きくて印象的だ。
 
 赤や紫の花が多い中、光沢のある黄色が目を引く、エクスバリーアザレアは、レンゲツツジ・サツキツツジ・アザレアを交配して改良された耐寒性の園芸品種。
 
 エゾムラサキツツジの品種で、北海道に自生するシロバナトキワツツジは、地面に散った花も綺麗だ。これからは、白リュウキュウツツジが楽しめる。
 
 
 例年では、6月中旬までツツジを楽しむことができるが、今年は早めに咲き出し、6月上旬まで見られるかは、気温次第だという。
 
 次の主役を飾る牡丹は、例年は6月5日頃に咲くが、すでに蕾が膨らみ始め、今月中にに咲く模様だ。
 
 
 芍薬や牡丹が終わると、同公園にも色がなくなり、7月にあじさい、バラの季節へと移り変わる。