ゆるーく語る会 おたるエデュケーション

 おたるエデュケーション(竹生美雪代表)は、6月15日(土)13:30~16:00、小樽市生涯学習プラザ(富岡1)レピオで、「ちょっとゆるーく語る会」を開いた。
 何か力になれればと元大学教員・元看護師・現役教員やスタッフ、学校に行けない子どもを持つ保護者が参加して、体験談や相談・これからのことなどを語り合った。
 同会は、不登校の子どもを持つ保護者とPTA活動で子ども達を見守ってきた保護者が集まり、2018(平成30)年9月1日に発足。現在会員7名。
 子どもが学校や家庭以外でも安心して過ごせる居場所づくりや、子ども主体の学びの応援や保護者・子どものネットワークづくり、啓発活動や研修会開催などを活動内容としている。
 
 2回目の今回は、みんなが集って話ができる機会を設け、参加した理由や自己紹介をして、日頃感じている事柄やこれからについて語り合った。
 看護師や大学教員だった女性は、看護や教育の経験を生かしながら、何か子どもに関われないかと、市内で子ども食堂やカフェを開く予定。子ども達が元気でなければ、その町の高齢者も元気になれないと感じているという。
 市内小学校の男性教諭は、同会の志すものに共感し、ここで得た知恵を現場で活用したいと参加。
 参加者からは、「少子化なのに不登校が増えているのはなぜか、子ども達の居場所を作ってあげたい。子ども達の望むものは何か、助けてあげたい」や、「学校だけが教育の場ではない。好きなことを見つけられるようお手伝いできれば」、「沢山の選択肢があると聞き、参加できて良かった」など、感想が述べられた。
 竹生代表らは、「経験から、子ども達に苦しんでほしくない。あなたのままで良いを伝え、子ども達の邪魔にならないよう応援していきたい。タイプも原因も違う子ども達の気持ちに寄り添い、頑張っている若い人達を応援したい」と話した。
 同会今後の活動日は、17日(月)と29日(土)の13:00~16:00、小樽わくわく共育ネットワーク主催の子どもの居場所プロジェクト「子どもカフェ」を、どちらも小樽市生涯学習プラザレピオで開催。
 また、29日11:30~14:00は、小樽都通り商店街で開催の「おたる福祉まつり」で、レジン販売ブースの参加を予定している。