小樽と余市の9高校 小中学生に進路説明

 小樽市と小樽市教育委員会は、6月15日(土)13:00から、市立稲穂小学校(富岡1)を会場として、進路説明会を実施。市内小中学生と保護者、教員らで会場が埋め尽くされ、進路についての関心の高さが伺えた。
 市内及び近郊の高等学校等が一堂に会し、それぞれ特色ある教育活動や卒業生の進路状況、就労状況について説明する取り組みは、児童生徒が自身の能力や適正・関心・意欲にあった進路を、早い段階から見通すことができ、「小樽に生まれたからには!」を合言葉に、小樽はもとより日本の将来を担う良い職業人の育成を目指すことを目的としている。
 各学校のプレゼンテーションに先立ち、林秀樹教育長は、「早い段階から夢や目標を持ち、頑張ってもらおうと開催。余市と市内すべての高等学校の特色等についてのプレゼンを聞くことができ、自分の将来を見据えて進路を考える機会にしてもらい」と挨拶した。
 1部は、小樽未来創造・余市紅志・北星学園余市・小樽明峰・小樽桜陽、2部は、小樽双葉・小樽水産・北照・小樽潮陵の順番で、各校の担当者が15分以内で行った。
 未来創造高校は、道内初の単位制を導入した専門学校で、必要な科目を選択できる特徴がある。また、余市紅志高校は、後志管内唯一の総合学科が特徴で、キャリア教育の充実などを生徒自らが説明した。
 これから進む高校には、どんな学校があるかを知り、志望する学校が自分に合っているのかなどを考える機会となり、各校の特徴などに耳を傾けていた。
興味のある学校のプレゼンだけを聞くこともでき、入退場は自由だった。
 図工室と家庭科室では、学校ごとに「質問コーナー」が設けられ、疑問質問に対応した。