承認失効水道メーター納品 小樽市に2,500個

 小樽市は、6月18日(火)10:30から記者会見を開き、型式の承認が失効した水道メーター2,500個を納品され、そのうち794個を交換して取り付けたと発表。
 納入業者のアズビル金門株式会社(東京都豊島区)が、承認の更新を怠って納品したのが原因で、適正メーターの早期納入を求め、納品されしだい速やかに再交換作業を進めるとした。
 
 同メーターは、接線流羽根車式単箱型(10cmタイプ)・口径13mmで、計量法で有効期限8年と定められている特定計量器。令和元年5月31日に2,500個を納品し、6月17日現在、794個交換設置済みとなっている。
 納品後すぐに同メーターで交換作業を実施していたが、6月10日に同社からの連絡を受け、同日15:00に作業を停止。再交換の対象者には、6月14日以降にお知らせ文書を送付した。
 製造事業者がその型式ごとに経済産業大臣の承認を受け、構造及び器差の検定を全数行う代わりに、同一型式の構造を試験・評価することで構造検定を合格とみなす制度。承認日から10年の有効期限が定められている。
 今後は、型式の承認が確認できる書面などの提示を求め、次年度以降の契約時には、仕様書の見直しを行い、再発防止に努めるとした。