龍宮神社例大祭本祭! 神輿渡御

 
 龍宮神社例大祭本祭の6月21日(金)は、神社を建立した榎本武揚氏の5代目・榎本隆一郎氏が参列して神輿渡御が行われた。
 
 小樽市内中心部からサンモール一番街、都通り商店街まで、神輿が通り抜け、祭りムードに包まれた。
 14:30頃、伝統演技の毛槍を使った独特の所作「やっこ振り」や子ども神輿が同神社周辺を練り歩き、境内に戻って改めて披露され、観客から大きな拍手が沸き起こった。
 
 15:00から、龍宮神社例大祭宮出しの儀が行われ、同神社の本間公祐宮司、小樽稲荷神社の中谷禰宜(ねぎ)により、神事が執り行われ、神輿の安全と祭りの成功を祈願した。同神社・中ノ目孝道祭典委員長、榎本隆一郎氏、小樽北海睦会関代表、小樽龍祭會井上廣会長らが、玉串奉奠を行った。
 提灯行列を先頭に、本間宮司、榎本武揚に扮する中ノ目氏ら、神輿が続き、威勢の良い掛け声を響かせ、階段を降りて町へ繰り出した。
 
 同神社社中・小樽龍祭會約110名をはじめ、道内各地から担ぎ手が集まり、宮入りまでに約400名が集結。一同、心地良い汗を流した。
 その間、境内の特設ステージでは、小樽松前神楽保存会による松前神楽奉納、空手演武、空道演武、バンド演奏、子どもダンス等が行われた。
 20:00から再び松前神楽を披露し、宮入りが同時に行われ、熱気に包まれた。
 最終日の22日(土)は、カラオケ大会予選・決勝、いなほ幼稚園児や小学生による稚児舞奉納、松前神楽、小樽打々っ鼓による太鼓奉納を予定している。