写真文化の発展と向上 道写協小樽支部写真展

 アマチュア写真家が集う北海道写真協会小樽支部(川原静雄支部長)の写真展が、7月24日(水)から28日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー2で開かれている。

 

 同支部17名のうち、10名の49点を展示。写真サイズをA4 と4ツ切に統一しているのは、北海道写真協会展(道展)規定のサイズでもあるため。

 

 会場には、それぞれが得意とするフィールドで、渾身の一枚を求め、撮影に集中したお気に入り作品を発表している。

 登山好きな高橋俊弘さんは、残雪の旭岳や花の大雪、初冬の大雪連峰など、山をテーマに撮影を続けている。

 

 松居秀昭さんは、令和に変わる朝や北海道神宮での様子、伏見神社の鳥居など、小樽近郊の撮影スポットへ足繁く通っている。

 

 一條周一さんは、風景と電車を融合させた写真を得意とする、まさに撮り鉄だ。羊蹄山にかかるレンズ雲やダイヤモンド羊蹄など、ニセコや倶知安に撮影に出かけている嵯峨秋雄さん。

 

 夜景撮影を楽しむ高橋省三さんは、流れるライトの帯を室蘭で、星降る豊頃など、楽しんでいる様子が伺える。

 

 小樽支部の会員には、写真道展の審査会員や会友も多く、他の写真団体と複数加入するなど、写真活動の場を広げている。会の活動は、奇数月に例会を開き、写真を持ち寄って互選し、会友や審査員のアドバイスに耳を傾け、今後のコンテスト活動に活かしている。

 

 松居さんは、「会員数は減少しているが、会員は腕を上げてきている。ぜひご覧いただきたい」とPRした。

 

 第17回道写協小樽支部写真展 7月24日(水)~28日(日)10:00~17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー2 入場無料

 

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