第10回ゆかた風鈴まつり 堺通り商店街

 夏恒例の「小樽堺町ゆかた風鈴まつり」を、8月3日(土)・4日(日)の2日間限定で開催。第10回目を祝う新企画を用意している。

 

 ノスタルジックな街並みを彩る歴史的建造物に囲まれた堺町通りを会場に、7月上旬から8月下旬まで街灯に、夏の風物詩の涼しげな音色を奏でる風鈴を308個設置、風鈴トンネル20基以上を出して、浴衣で楽しむ催しを展開する。

 

 人力車えびす屋の協力で、京都から葵太夫さんを特別ゲストに招き、初企画「小樽太夫道中~小樽花街物語~」と題して、美しい衣装で練り歩くほか、舞「いにしえ」を披露。北前船の交易により経済発展した小樽を舞台にした演出で、イベントを繰り広げる。

 

 市内高校生バンドが出演する「高校生バンド甲子園」も初企画。予選8組・決勝3組を選出し、優勝バンドには、賞品寿司券3万円。ちびっこたちが大好きなプリキュアショーもメルヘン広場で初開催。

 

 恒例のゆかたコンテスト3日(土)は、小学生以下の部で、優勝者にはおもちゃ券3万円。4日(日)は一般の部で、優勝者には京都の旅ペア1組をプレゼント。おしゃれな浴衣で着飾ったキッズや大人の集結を呼びかけている。

 

 8月7日の北海道の七夕よりひと足早く、3日に「KANDERAキッズ」を、小学生以下を対象に開く。利尻屋みのや大正クープ館横に集合して、堺町通り商店街の参加店舗をまわり、七夕の歌を歌ってお菓子をゲットする伝統行事を楽しむ。

 

 両日のメルヘン広場では、ビアガーデンやメルヘンライブを、4日限定でビンゴ大会を開催。浴衣来場者は、ビンゴ券1枚300円を100円して、ゆかたコンテスト参加者には1枚プレゼント。沖縄の旅ペア1組他、豪華賞品を用意している。

 

 道内外の約130組のグループが出演する、小樽アカペラフェスティバル2019も、メルヘンステージや小樽浪漫館前・可否茶館前・北一硝子駐車場の4つの会場で同時開催される。

 

 3日夜限定でアカペラ×グラスライトを、小樽芸術村中庭で開催。2,000個のワイングラスに灯が灯され、アカペラの歌声が響く幻想的で優雅な雰囲気を演出。

 

 堀田直樹実行委員長は、「実行委員会のメンバーも10回の強い思いがあり、未来の小樽の子どもたちにも、堺町を知ってもらいたい。夏休み中なので、家族で、ぜひ遊びに来てもらいたい」と来場を呼びかけた。

 

 ◎小樽堺町ゆかた風鈴まつり(外部)

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