小樽市内の介護施設で、約1ヶ月の研修を行う台湾美和科技大学の男女8名は、7月31日(水)13:00から、迫俊哉市長を表敬訪問した。
医療看護・バイオテクノロジーなどの総合私立大学、美和科技大学(みわかぎ・台湾屏東)看護学科3年生男女8名と、邱愛芳(キュウアイホウ)教諭と通訳を兼ねた黄金花(コウキンカ)教諭、小樽日台親善協会・齋田義孝会長、研修先の株式会社アイケア北海道(若松1)・安田友美子代表取締役らが出席し、迫市長・小山秀昭副市長らが対応した。
迫市長は、「台湾と日本の架け橋となり、小樽の魅力を伝えてもらいたい。さらに良好な関係となり、小樽の訪問が有意義なものになりますように」と歓迎し、齋田会長は、「良い学びと思い出を作ってもらいたい」と述べた。
一行は、7月24日(水)に小樽到着。介護や看護に関してカリキュラムを組み1ヶ月に及ぶ研修に参加し、8月24日(土)に帰国する予定。
同大は、7年前から海外実習を実施し、同施設からも同大へ研修旅行を行い、同大からの留学生受入れは3年目となる。
安田代表取締役は、「同施設では、15、6名で台湾研修旅行を実施し7年目となり、同大の受入れは3年目。働きやすい環境で、日本人の高齢者に対するケアの心を学びたいと現場で研修を行い、また小樽へ行きたいと思う学生も多い。優秀な学生は卒業後に、同施設で働かせたい」と話し、邱教諭は、「アイケア北海道のお陰で、素晴らしい町小樽に来ることができ嬉しい。高齢者へのインターシップを通じて、色々な分野で学んでもらいたい」と話した。
研修に参加した学生の中で、同大を卒業後、日本語を学び、小樽で就職を希望する者もいる。日本で働くことがキャリアに繋がり、台湾に戻ると喜ばれるそうだ。