鉄道遺産の旧手宮線をトロッコで走る「レールカーニバル」が、8月10日(土)~12日(月・祝)10:00~17:00の3日間、NPO法人北海道鉄道文化保存会(飯田勝幸会長)で作る同実行委員会を主催に開かれた。
8名の桜陽高校生がボランティアとして、3日間で受付や切符切り、乗車案内等に協力。
乗車希望者は、小樽駅前通りの旧手宮線入口で受付を行い、係員から乗車の注意を聞き、軌道自転車「トロッコ」に乗車。片道450mのレール上を時速10km以下で往復約12~13分の走行体験をする。
レール横には、同保存会が整備した花壇の花々が咲き、歴史を感じる建物と心地良い風や、コトコト走る音に耳を澄ました。
途中、2ヶ所の踏切では、係員が、車を優先させて安全確認し、トロッコを通過させた。終点の臨港線に到着すると、方向転換するため乗客は一旦下車。係員がターンテーブルを使って方向転換して、再び乗車して復路を楽しんだ。
長野県から訪れた親子連れは、「スピードや風が気持ち良かった」と満足した様子だった。
同会・清水道代専務理事は、「楽しい体験をしてもらいたい」と来場を呼びかけた。
レールカーニバルin おたる 8月10日(土)~12日(月・祝)10:00~17:00
乗車料金500円・小学生以下
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