元気・優しさ・ふれあい ほほえみフェスタ2019

 小樽ほほえみフェスタ2019の第2回が、8月23日(金)・24日(土)11:30~17:00、都通り商店街(稲穂2)駅前通り側を会場に開かれている。

 

 小樽市「障がい者週間」ほほえみフェスタ実行委員会に参加する25団体の障がい者施設など10団体が出店して開かれ、施設を利用する人々が、丁寧に作った手芸品等を展示販売している。

 

 また、小樽肢体障害者福祉協会と小樽視覚障害者福祉協会は、活動を周知するチラシを配布し、会場には、カメラ教室による写真展や合同絵画展、合同書道展の開催と日頃取り組んだ作品を発表。

 

 視覚障害者女性部は、ネクタイをポシェットにリメイクしたり、ポーチを作ったりと細かい作業も得意。おしゃれな手づくりの髪飾りやマグネットも人気で、手話の本も販売している。

 

 小樽高島福祉会は、ワークショップさくらで販売している人気の手づくりパン30種類やクッキーなどを販売。

 

 塩谷福祉会では、利用者も販売員となって笑顔で接客に専念していた。忍路の農家直送の新鮮野菜や、長橋の喫茶ひまわりで働く利用者が作った手作り石鹸、表面に花や模様がついたデコバージュ石鹸とビーズ細工のキーホルダー等も販売した。同喫茶の営業時間は、火・水・木曜日9:30~16:00、金曜日9:30~16:30、土曜日9:30~15:00。

 

 就労継続支援B型事業所そら(幸3)では、オリジナルキャンドルや組紐などの雑貨を販売。種類も豊富でカラフルなミニサイズキャンドル100円~1000円。100円でキャンドルすくいも新登場した。

 

 担当者は、「できる工程を手分けして、少しでも参加して貢献している意識を持ってもらいたい」と話した。

 

 松泉学園・小樽四ッ葉学園・エーアイワークスなどの施設も手づくりした作品を販売し、訪れた市民は、施設の様子や施設を知るきっかけとなり、障がい者への理解を深めていた。

 

 同フェスは年3回開かれ、1回目はおたる潮まつり協賛イベントとして、今回の2回目は毎年8月末に。3回目は12月5日(木)~6日(金)、長崎屋小樽店(稲穂)1階公共プラザと2階催事場で開かれる予定。

 

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