2年ぶりに愛車約100台が集結して、第13回小樽クラシックカー博覧会が、9月8日(日)9:30から16:00まで、小樽市総合博物館(手宮1)で開かれた。各地から車好きが集まり、オーナーや仲間と車談義に花を咲かせていた。
昨年は、胆振東部地震のためやむを得なく中止となったが、展示スペースを考え、100台限定で参加を募ったところ、東京・埼玉、道内各地から、フェアレディZやスカイラインなど往年の名車97台が勢揃いした。
参加条件は、1988(昭和63)年以前に製造された二輪車及び三輪以上の国産車・外国車及び、それらの同形車で、車齢24年以上(平成7年登録以前)のもの、現状で車検が通る車両。
同館2階研修室では、小林コレクションカタログ展示を実施し、展示会場では、三船貴史氏による自動車解説ツアーを、10:00と13:30の2回開き、車両の特徴等を解説。
また、ダットサン会自動車解説会も、11:10から12:00まで開かれた。11回ほど参加している常連・平良一郎さん(会社員・札幌)の愛車は、「スズキアルアトワークスRS-S」の1988(昭和63)年車でガンメタル色、モデルチェンジ前の車で、20116(平成28)年に東京で購入したもので、走行距離は約8万km。古い軽自動車が好きで、同じタイプの白を2002(平成14)年に購入したという。
「前のオーナーの扱いが良く、整備記録を見ても程度が良かった。ものすごく速いところが気に入っていて、燃費も良い。青空駐車のためサビが気になる。冬は絶対に乗らない。イベントに行く時だけ走らせる。死ぬまで持ち続けたい」と愛車を語った。
初参加した堤雅行さん(札幌)は、「スバルR-2」1971(昭和46)年車、走行距離2万km、オーナーになって4年目。
「スバル360のモデルチェンジタイプ。後にエンジンがあるのが特徴で、前はトランクになっている。色は昔のままのキャニオンゴールド。普段も乗っているが、車庫に入れて雨の日や冬は乗らない。単純にできているところが気に入っている。今後も参加したい」と、愛車の特徴について話した。
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