子ども読書の日 スペシャルゲストが読み聞かせ

 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)は、4月からスタートした小樽市子どもの読書活動推進計画策定記念行事に合わせ、「昔ばなしがいっぱい」をテーマにした催しを展開。

 

 文化の日には、第3回としょかん発おたる子ども読書の日「たるばとブックフェスティバル」を開く。

 

 小樽市教育委員会が発行する同計画には、「全ての子どもに読書の楽しさを」を基本目標に掲げ、目標達成のために、発達段階に応じた読書に親しむ機会の提供など4つの基本方針を掲げている。

 

 市民にこれらの内容についてを広く伝え、市全体で子ども読書について考えてもらおうと、10月27日(日)から11月9日(土)まで、エントランスホールの読書推進活動紹介パネル展を皮切りに、多彩な催しを繰り広げる。

 

 11月1日(金)は小樽子どもと本をつなぐ会、8日(金)は札幌おはなしの会が、乳幼児向けおはなし会「たるぴよタイム」のスペシャルバージョンで開催。

 

 2日(土)は、3歳~小学生と保護者を対象に、絵本作家のこぐれけいすけ氏が新作紙芝居を発表。ゆび絵具を使った工作を作るワークショップも。申込が必要で、10月1日(火)から受付中。

 

 3日(日)は、たるばとブックフェスティバルを開催。本嫌いな人にも本の楽しみ方のヒントを語る爆笑ブックトーク「歩けメロス」や、読み終わった本と読みたい本を交換する「児童書古本ばくりっこ」、特別ゲストの迫俊哉市長によるおはなし会を初開催。

 

 迫市長がセレクトした本の読み聞かせや職員によるエプロンシアター、その後、学習室を開放して、としょかんブックフェスティバルを開催。1,000冊の本を敷き詰め、好きな本を選んで借りることができ、見つけた本と記念撮影できるスポットも。

 

 4日(月・祝)は、北海道大学・北海道教育大学非常勤講師の佐藤広也氏による、「昔ばなしに近づこう みんなで楽しむアルマシオンのコツ」と題し、昔ばなしをテーマに、火打石で火はつくかなど実践例の体験会を開く。こちらも申込が必要で、10月1日(火)から受付中。

 

 6日(水)は、ぐうちょきぱぁのおはなし会がスペシャルバージョンで。

 

 同館司書の長谷川るみさんは、「申込があるものはまだ空があり、面白い内容。ブックフェスティバルなどスペシャル版が盛り沢山。ボランティアの協力もあり、ものすごく楽しいイベント。普段来ている人も、来たことのない人も、これを機に来場し興味を持ってもらいたい」と、多くの参加を呼びかけた。

 

 11月3日(日)は、イベント開催のため2階の学習室は利用不可。申込・問合せ:0134-22-7726 小樽図書館

 

 ◎市立小樽図書館(外部)

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