山草展と小品盆栽展 小樽市文化祭

 令和元年度第70回小樽市文化祭の山草展と小品盆栽展が、10月3日(木)から市立小樽美術館(色内1)で始まった。

 

 山草愛好家が集まる小樽山草会(曽根良二会長)は、会員も年々減少する中、会員8名のうち7名が、同館1階研修室で約70点を展示する山草展を開催している。

 

 可憐な花や実、色づく葉、寄せ植えを並べ、会場には山草愛好家が集まり、山草の話に花を咲かせていた。

 

 生亀さんは唯一の夫婦で会員で、夫の英俊さんは、2、3日前に、大文字草や屋久島ユキノシタ・ミツバオウレン・黒竜などの寄せ植えと、ホトトギス紫酔など8点を出展。

 

 妻の好子さんは、実がなるもの好きで、大粒の赤い実をつけた、まさに見頃の大実ゴールテリアを、土が崩れないように工夫して植えていた。「沢山ある山草の中から、会期中持ちこたえられそうな鉢を選び、会場のテーブルの上に飾り、山草の晴れ舞台とした。花は生き物で、昨年と同じには育たない」と、山草を熱く語った。

 

 加賀恵美子さんは5点を出展。シダ系の植物の石化シノブは、根が石化していて不思議な植物で、来場者の注目を集めていた。

 

 曽根会長は、「ぜひこの機会に、会場に足を運んでいただきたい。同時に、興味のある方は一緒に楽しみましょう。会員募集中です」と話した。

 

 同館1階ミーティングルームでは、小樽小品盆栽会(今野寿雄会長)の小品盆栽展が開かれ、会員7名の自慢作品を展示。鉢の上から20cm以内のものを小品とするため、どれも小さくて可愛らしく収まっている。

 

 辰田明さんの樹齢80年の黒松をはじめ、姫りんごやブドウなど、小品の世界が広がっている。

 

 丁度実った姫りんごをそっと運んだという岩橋秋子さんは、盆栽歴27、8年。盆栽においてはなくてはならない高名な樹である真柏は20年もので、針金を巻いてひねりを付けたという。

 

 もみじは、肥料を入れて紅葉を遅らせ、今日から始まる作品展に合わせて調整してきた。「大きくするのは簡単だけど、大きくしないようにするのは大変」と苦労を語った。

 


 会員らは、「実や紅葉など、秋の山草のミニの世界を楽しんでください」とPRした。

 

 山草展・小品盆栽展 10月3日(木)~5日(土)10:00~17:00(最終日〜15:00)

 市立小樽美術館(色内1)1階研修室・ミーティングルーム 入場無料

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