ブースめぐりに夢中! ちびっこフェスティバル

 

 

 第16回みんなあつまれ!ちびっこフェスティバルが、10月11日(金)10:00から12:00まで、いなきたコミュニティセンター(稲穂5)体育室で開かれ、就学前の子どもたちが元気いっぱいに遊び、楽しい時間を過ごした。

 

 このイベントは、小樽市の子育て支援策のひとつとして、2004(平成16)年度から市内の就学前の子どもを持つ親子を対象に開催を続けている。

 

 今回は、92組の親子(子ども102人・保護者97人)が参加し、子育て支援センターげんき・あそぼ・風の子が中心となり、市立保育所・保健所・子育て支援ボランティア、小樽ファミリーサポートセンターの約30名が企画・運営にあたった。

 

 10:00のオープニングでは、ちびっこフェスティバルの人気者「のこちゃん」も登場し、子どもたちを喜ばせた。

 

 会場には、ミニアスレチックや木の積み木、ままごとやきんぎょすくいなど9つのブースを設置。子どもたちは自由にブースを行き来して楽しんでいた。

 

 測定・相談コーナーでは、小さな子どもの体重と身長を測り、栄養士や保育士による栄養や育児についての相談コーナーで、アドバイスを受けられる。

 

 児童館エリアでは、ミニ劇場コーナーを設け、10:15・10:35・11:00・11:20の4回実施され、パネルシアターやお話の世界が広がっていた。

 

 ダンボールでクマを作り、紙で作った桃やりんごを食べさせる「くいしんぼうくまちゃん」では、小さな子どもも興味を示し、紙に書かれたりんごをクマの口から食べさせていた。

 

 プラスチックケースを色ビニールで包んで金魚に見立てた金魚すくいは、毎年賑わっている。

 

 11:50からのエンディングでは、ふれあい遊びやミュージックシアターでは、動物のサーカスが始まり、保育士が豚に扮して一輪車を軽々と乗りこなし、観客を楽しませ、会場を沸かせた。

 

 まだ遊び足りない子どももいたが、帰りには参加者全員に、紙で手作りしたにわとりがプレゼントされた。

 

 3歳と9ヶ月の母親は、「1年に1回ではなく、もっと開催してほしい。これから、冬になるので遊ぶところがなくて大変」と話し、1歳1ヶ月の娘と来場した母親は、「初めて来た。沢山小さな子どもがいて、圧倒されていたが、次第に慣れて遊び始め楽しんでいた。刺激されたと思う。また、来年も参加したい」と満足した様子だった。

 

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