「小樽写真散歩」by akemi iwata《錦秋到来!小樽−定山渓線》

 小樽市と札幌市南区を結ぶ、北海道道1号小樽定山渓線沿いの山々が色付き始め、錦秋の季節が小樽にも到来。

 連休初日の10月12日(土)、曇空に覆われた朝里ダム周辺の山の木々が色付き、紅葉見物のマイカーが往来していた。

 札幌国際スキー場(札幌市南区定山渓937)では、10月14日(月・祝)まで秋祭りを開催。センターハウス前の広場では、グルメ屋台などが出店する秋の味覚祭を実施して、紅葉ゴンドラを運行。山頂駅舎では、紅葉の景色が360度見渡せるパノラマ展望台を開放した。

 秋恒例の8人乗り紅葉ゴンドラは9月21日(土)から、錦秋の景色の中、約15分の空中散歩を楽しめ、多くの乗客が利用。

 この日は、頂上に行くほど霧が立ち込め、山頂の気温は5.5℃、冬を思わせる寒さに見舞われた。チケット売場では、寒さ対応のスキーウエアを無料で貸し出していた。視界も悪く石狩湾や暑寒別連峰を見渡すことはできなかったが、いつもとは違った霧の世界が広がった。

 山頂の休憩所「Cafe カッコウ」も営業しており、センターハウス前では、国際名物の道産豚のダイナミック焼きや古平町野村商店のチップいろり焼き、秋の果物や野菜の直売所、長沼道の駅「マオイの丘公園」出張販売もある。

 ジャガイモつめ放題(1回300円)を11:00と14:00から開くなど、訪れた人々は秋を満喫していた。

 13日(日)にはミニ運動会を開き、パン食い競争やビン釣りリレー競争を予定。同ゴンドラは14日(月・祝)9:30~15:30(最終便15:00)まで。

 ◎札幌国際スキー場〜秋祭り(外部)

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