畑めいジオラマの世界 博物館企画展

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 小樽市総合博物館本館(手宮1)2階企画展示室で、10月12日(土)から「ジオラマの魅力 畑めいの世界」がスタートし、プラモデルから紡ぎ出された物語を、小樽在住のめいさんの作品とともの紹介している。

 

 ジオラマとは、景観や大型の資料の様子を立体的に描写するもので、高校1年生のめいさんは、父の影響もあり7歳からジオラマの制作にはまり、コンテストに応募。華麗な受賞歴を持ち、世界の舞台で活躍する作家。

 

 会場には、小学2年生の夏休みで自由研究用に制作した2011(平成23)年日本大会コンテストジュニア部門優勝作品から、2017(平成29)年ジュニア部門日本大会優勝・世界大会優勝作品までの7点を、自身のコメントとともに展示している。

 

 2016(平成28)年には、お気に入りの場所に挙げる、自宅近くの張碓海岸の恵比寿島をモチーフに想像した風景を形にしたという。ジュニア大会部門日本大会3位を受賞した。

 

 2017年の作品は、悪魔との取引の心象風景をジオラマに、主人公の心の中を読み取り作品に表現するなど、どの作品もめいさんのジオラマにこだわる世界を表現している。

 

 また、これまで11回もの世界で最多受賞のめいさんにとっても、初めて見るトロフィー11本を一堂に展示し、制作に使用する水彩色鉛筆や筆、着色用塗料・カッター・紙やすりなども展示している。

 

 ジオラマの魅力について、「観てくれる人がどうしたら楽しんでもらえるか、試行錯誤して作品作りをしている。足を止めて観てもらうのが目標」と答えた。

 

 また、「技術面もアイディア面も足元にも及ばない。尊敬している存在」と、父について語った。

 

 博物館での作品展については、「思ってもいなかった機会で、とてもありがたく感謝している。足を運んでいただいた人の期待に応えられるか不安もあるが、プラモデルを7歳で始め、世界1位になるまでの7年間の軌跡を追う展示となった。プラモデルは色々な表現ができ、ぜひ多くの方に観ていただきたい」と述べた。

 

 

 今年はキャリアの長い大人と一緒の部門に初応募し、残念な結果となったが、現在は、自分で楽しむ単体物に取り組んでいるという。

 

 コンテストに出そうと意識した時から、好きと勝てる作品は別物だと葛藤も経験した。

 

 石川館長は、「小樽在住で、ある分野で才能を発揮している人を紹介し、記録に残すことも博物館として大事なこと。作品の凄さは、物語を立体で表現する想像力。ぜひ畑めいさんの世界を観てもらいたい」と絶賛した。

 

 

 11月3日(日・祝)13:30~14:30、同館2階研修室で、ワークショップ「ジオラマはどうやって作るのか?」を、めいさん自身が実演を交えて語る。11月3日は入館無料。

 

 ジオラマの魅力 畑めいの世界 10月12日(土)~12月1日(日)9:30~17:00

 小樽市総合博物館(手宮1)2階企画展示室

 祝日除く火曜日及び10月23日・11月4日休館

 11月2日(土)まで入館料:一般400円、高校生及び市内70歳以上200円、中学生以下無料。

 11月6日(水)より入館料:一般300円、高校生及び市内70歳以上150円、中学生以下無料。