小樽消防設備協会創立45周年記念 デジタルサイネージ寄贈

 消防防災用設備機器等の設置及び維持管理を行う小樽消防設備協会(加藤正幸会長・43社)は、創立45周年を記念して、デジタルサイネージ(電子看板49インチ)2台(100万円相当)を、小樽市消防本部に寄贈した。

 

 市民に全国的に災害多発の注意喚起を、画像や映像で訴えられるデジタルサイネージの寄贈を決めた。

 

 その贈呈式が、10月15日(火)10:00から、市役所(花園2)2階応接室で開かれ、加藤会長から迫俊哉市長に目録が手渡された。

 

 迫市長は、「防火・救命の普及活動に、充分力を発揮するよう活用させてもらいたい」と感謝した。

 

 同協会は、1974(昭和49)年10月に設立。安全で住み良い町小樽の実現を目指して火災予防啓発に努め、防火対象物における消防用設備等、並びに防炎物品の充実化を図り、防火・防炎に寄与することを目的としている。

 

 10年毎に寄贈を続け、2014(平成26)年の創立40周年にはテントを寄贈。加盟事業数の減少に伴い、2121(令和3)年に、同会と小樽防火協会、小樽危険物安全協会の3つが統合するため、45周年を記念しての寄贈となった。

 

 加藤会長は、「役員と話し合って決めた。啓蒙活動としては、言葉を発するよりも目から入る力の方が強い。良いものだと思う」と有効な活用を期待した。

 

 今回寄贈の屋内型デジタルサイネージ(185cm×70cm)は、市役所別館1階の戸籍住民課と国民年金課の間にある柱の前に、明るい画面で防水タイプの屋外型(180cm×70cm)は、通常は花園出張所前に設置、イベント等では持ち出して使用。どちらも本日より設置。

 

 映像や文字を表示し、季節の火災予防週間や様々なイベント、火災発生状況等、最新の情報を提供する予定だ。

 

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