水産高校長期乗船実習壮行式 約600名見送り

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 北海道小樽水産高校(若竹町9・木村司校長)は、10月25日(金)13:30から、小樽港第2埠頭11番岸壁で、令和元年度長期乗船実習出港壮行式を行った。岸壁には、見送りのため全校生徒・保護者・学校関係者など約600名が集まり、航海の安全を願った。

 今年度は、本科海洋漁業科第2学年漁業コース24名・専攻科漁業科第1学年7名の実習生が乗船。このほか、函館水産航行専攻科機関科実習生7名も混乗。

 実習船は北海道教育庁渡島教育局所属若竹丸(総トン数692トン)、池田守雄船長以下乗組員22名と指導教官4名が乗船した。

 木村校長は、「この先50日間の未知の世界。話を良く聞き事故に気をつけ、若竹丸の実習を楽しみ、海の男となって帰港することを待っている。船乗りの素晴らしさを体験してもらいたい」と期待した。

 生徒会長の久下朔さん(3年)は、「仲間とともに貴重な体験。怪我や体調の管理に気をつけ、実りある実習となるように、航海の安全を願っている」と、激励の言葉を述べた。

 実習生を代表して佐藤和磨さん(2年)は、「49日の長期間の中で、技術と知識を身につけ、仲間と協力し、楽しく有意義な実習にしたい」と決意を述べた。

 実習生は、23日(水)9:00に乗船し25日(金)14:00に出港して、約50日に及ぶ乗船実習をする。北太平洋中部(ハワイ諸島南西海域)でマグロ延縄漁業実習を行い、途中、平成13(2001)年2月に、ハワイ州ホノルルの衝突事故で沈没した「えひめ丸」の慰霊碑へ行き、犠牲者の冥福と安全航海の祈りを捧げる。静岡県清水港、青森県八戸港に寄港を予定し、小樽へは、12月9日(月)13:00に帰港。

 帰港に合わせ、今年6度目になる小樽での水揚げを行い、翌年4月頃に、コープさっぽろで、市民に絶大な人気を得ている“元気まぐろ”として販売。

 なお、本校海洋漁業科第2学年海洋コース及び専攻科情報通信科第2学年25名が、10月29日(火)から11月12日(火)まで乗船実習を実施。漁業実習を伴わない航海実習として毎年行われ、沖縄県那覇港に寄港する予定。 29日(火)14:00から小樽港第2埠頭11番バースで乗船式を行う。

 ◎北海道小樽水産高校HP(外部)

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