小樽観光ガイドツアー 小樽観光プロジェクト

 小樽商工会議所青年部による小樽観光プロジェクト実行委員会(熊澤龍一郎実行委員長)は、昨年に続き同プロジェクトを企画。

 

 11月3日(日)13:30から小樽観光ガイドツアーを開き、スタッフも含む市内外から約110名が10班に分かれ参加した。


 
 小樽観光物産プラザ(色内2)三番庫ギャラリーで受付を済ませた参加者に、小樽観光ガイドブックが配布され、おたる案内人ボランティアガイドの会・阿部英一氏による小樽について知識を深める講演を聴きた後、ツアーに出発。


 
 日本遺産認定を記念して、さらに活性化を狙う北運河方面コースも加わり、約20ヶ所以上を案内する。


 
 同ガイドの会代表の岩崎迪さんが担当した2班は、市指定歴史的建造物である旧早川支店の防火壁のうだつについて説明を受け、北海道鉄道の出発点となる旧手宮線へ。

 

 小樽市総合博物館(手宮3)手宮口前まで足を伸ばし、日本遺産構成文化財の北前船船主が運んだ物品の保管のために建てられた旧北浜地区倉庫群の旧右近倉庫・旧広海倉庫・旧増田倉庫を訪れ、右近権左衛門の店印「一膳箸」について触れ、屋号と印についても説明を受けた。

 

 旧大家倉庫へも向い、途中、北前橋からの景色を眺め、澁澤倉庫や北海製罐倉庫についての解説を聞いた。


 
 休憩をはさみ、倉庫群の次は銀行群コースへ。今回特別に公開する、当時のまま残された旧第一銀行小樽支店(現株式会社トップジェント)2階の防犯のための回廊と金庫室を見学した。

 

 88歳の夫と共に参加した妻は、「小樽に住んで80年。知らないことも多いが、ガイドの話を聴いて回り、知ることができた」と満足していた。

 

 駅前通り旧手宮線入口から運河プラザまでを白色のLED電球で装飾する、「運河へつづく白い路」の点灯も始まり、小樽雪あかりの路開催前日の2020(令和2)年2月6日(木)まで続く。

 

 ◎小樽商工会議所青年部HP(外部)

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