南小樽駅の風景を残して!市民が署名活動

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 小樽の桜の名所のひとつに数えられているJR南小樽駅(住吉町10)は、バリアーフリー化に伴う工事を着工。桜と古い跨線橋の景観が無くなる危機に瀕している。


 札幌出身で同駅近くに住むシンガーソングライターの花男(宮田雅斗)さんは、南小樽の風景を残そうと、賛同した平山秀朋さんと高橋龍さんとともに、チーム「小樽の放課後」を立ち上げ、11月1日(金)からインターネットサイト「change.org」上で、“満開の桜と古い跨線橋~私たちの「南樽駅」の風景を残してもらえませんか?”に、賛同者の署名を12月末まで募り、2020年1月に、JR北海道及び小樽市に提出を予定している。

 

 「おじいちゃんとおばあちゃんが、子どもの頃に見た放課後の景色と、現在の子どもたちが見る同じ放課後の景色を残して守り、いつまでも広い世代で同じ景色の話ができる町にしたい」と、チーム名をつけた。

 

 花男さんは、「思い出も沢山あり、どんどん駅が好きになっていった。耐震など様々な問題があるが、補強工事をして安全に使えるのであれば残したい。バリアフリー化には賛成だが、今の南小樽の景色を残してほしい。町の皆さんの思い出も一緒に守りたい」と強く訴えた。

 

 フェイスブックで花男さんのメッセージを見つけ、賛同した平山さんは、「南小樽だけではなく、色濃く時代を残し、子どもの頃に見た風景が残っている、他の景色全体を大切にする。行動して、今一度立ち止まって考えることができれば」と話した。

 

 小樽市では、「南小樽駅周辺地区バリアフリー基本構想」を策定し、同駅の1日の利用客が3千人を越える整備対象駅であることから、現駅舎を活用して、跨線橋の架け替えを行い、エレベーター1基と階段及び多機能トイレ等を整備する方針を決めた。

 

 現在、市の建設部によると、「架け替える跨線橋の基礎工事を行っているところで、令和2年度中の完成を目指している。桜を残すように伝えている」と説明した。

 

 ネット署名は継続中で、11月中には街頭でも集める予定。署名できる紙面データを希望する等の問合せは、平山(090-3437-3771)まで。

 

 ◎満開の桜と古い跨線橋~私たちの「南樽駅」の風景を残してもらえませんか?(外部)