テーマ展“風土”関連事業 ダンスショー11/17開催

 市立小樽美術館(色内1)では、10月26日(土)に開幕した小樽・美術家の現在シリーズテーマ展「風土」の関連事業として、2階企画展示室内で、11月17日(日)14:00~15:00、ミュージアムダンスショーを開催する。

 

 同テーマ展は、小樽とその近郊で活躍する現代作家12名が、テーマに合わせた平面・立体作品23点を展示している。

 

 ダンスは、小樽在住のタヒチアンダンサー・野口花代と竹内はるね氏、ナレーションは、FMおたるパーソナリティの野口沙代氏が務め、朗読は沙代氏の娘の能禾さん(小6)が担う。

 

 能禾さんは、先週開催された音読カップで金賞を受賞した谷川俊太郎の“生きる”を朗読し、ダンスにも参加している。

 

 野口氏は、開幕と同時に会場を訪れ、作品から受けるインスピレーションから創作したダンスや、現在、指導を受けるフランスパリのタヒチアンダンス講師が振付したモダンアート的なダンスも披露する予定。これまでも美術作品とタヒチアンダンスを融合させた創作ダンスを披露しており、今回は8回目となる。

 

 

 「海外に行くことで小樽の良さが分かったり、この町で育ったからこそ生まれた感性などを踊りに表現した。まずは、会場の作品を観てから踊りを楽しんでもらえればと思う。過去の方々が紡いできた美しい風景や街の温かさを、今生きている私たちが、次の世代や未来に向けて紡いでいけたらと思いを込めた」と、多くの来場を呼びかけた。

 

 小樽・美術家の現代シリーズテーマ展「風土」関連事業

 ミュージアムダンスショー 11月17日(日)14:00~15:00

 市立小樽美術館(色内1)2階企画展示室 要観覧料

 

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