手作り作品展示即売 小樽技芸講師研究会

 小樽技芸講師研究会(中村澪子代表)は、11月21日(木)から26日(火)まで、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザを会場に、第44回チャリティーバザーを開催している。

 

 和紙工芸品や編み物・しめ飾り・籐工芸・ビーズ細工など、市内の技芸講師8名の約5,000点を展示販売している。

 

 初日から、開催を楽しみにしていたクラフトファンが訪れ、講師から作り方などを直接聞くことができるのが、即売会の特徴となっている。

 

 日本フラワーデザイナー協会名誉本部講師で、フラワー装飾技能士の資格を持つ中村代表は、リースやしめ飾りなど、お洒落なデザインの作品を出展。

 

 中でも、今流行りのスワッグ(ドイツ語で壁飾り)は、玄関ドアや壁に手軽にかけられる縦長の飾りで、小物によってはクリスマスや正月にも対応でき、卓上ツリーは、電飾を施しクリスマス仕様に。

 

 中村代表は、「お隣と違った飾りを、楽しんでみてください」と来場を呼びかけた。

 

 クラフトワーク・レザークラフト教室を開く山田育子さんは、生徒3名の小物作品と合わせて、小物バック類を用意した。

 

 スマートフォンがぴったり入る大きさの、使い勝手が良いショルダーポーチは、今年の新作。山田さん自らもスマートフォンを入れて使用中。ほかには、雨や雪に対応したエナメルバックも並んでいた。

 

 手編み教室講師の鈴木昭子さんは、手編みの帽子やマフラー・セーターを展示販売した。

 

 一番の売れ筋は、アクリル毛糸で編んだ携帯電話掃除ストラップ。携帯電話の画面は手跡や化粧などで汚れがちだが、アクリル毛糸で編んだストラップでひと拭きすれば綺麗になると、鈴木さんも一押しだ。

 

 ビーズネックレスや指輪・ブローチを手作りする、ビーズ作家の小山久美子さんは20年以上のベテラン。軽い素材の肩が凝らないウッドネックレス、ビーズを編み込みアーガイル模様にした指輪、シルク糸を編みながら作るネックレスなど、どれもお洒落な作品ばかり。カバンのアクセントとなるバックチャームもビーズで作られている。

 

 豊富な品揃えで、来場した人々はどれにしようか迷いながら、気に入った作品を購入していた。

 

 なお、チャリティーバザーの収益金は、社会福祉事業の振興に役立ててと、毎年、寄贈を続けている。

 

 第44回小樽技芸講師研究会チャリティーバザー

 11月21日(木)~26日(火)10:00〜19:00(最終日15:30)

 小樽長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザ
 
 
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