この時期としては暖かい穏かな天気に恵まれた小樽では、勤労感謝の日の11月23日(土)10:00から、日銀通り(市道浅草線)にある北洋銀行小樽中央支店前から臨港線までのプラタナス並木の落ち葉清掃が行われた。
主催の日銀通り景観協議会とおたる緑のまちづくりの会、小樽おもてなしボランティアの会、小樽観光ガイドクラブなど約40名が参加。
2004(平成4)年に同協議会と市が協議し、緑の景観を守るためプラタナスの枝葉を極力残す剪定方法を行うとした。枯葉が舞う季節になると、歩道・車道ともに落ち葉が積もるため、落ち葉を拾う活動を始め、今年で16回目となる。
参加者は、70Lのゴミ袋と火バサミを持ち、歩道や車道に落ちているプラタナスの葉とともに落ちているゴミも集めた。
同まちづくりの会・佐々木清志会長は、「落ち葉は滑るので、足元と景観を守るために活動している。次に続く後継者も育てたい」と話した。
日本銀行旧小樽支店(金融資料館)横に落ちていたプラタナスと一緒に、イチョウの葉も大量に拾い集め、ゴミ袋はいつのまにかずっしりと重くなっていた。集められた落ち葉は、週明けに市が回収する。
祖父と一緒に参加した東風杏さん(5)は、小さな手に軍手をして火バサミを持ち、落ち葉拾いを初体験、「楽しかった」と笑顔で答えた。
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