日本語教室後期授業最終日 お茶会で親睦

 小樽市では、1995(平成7)年から、前期と後期の年2回、小樽在住の外国人に参加無料で日本語教室を開講している。

 

 11月27日(水)10:00から、市生涯学習プラザ(富岡1)学習室で、2019年度後期授業の最終日となる教室が開かれ、フィリピン・タイ・ロシア・中国・カナダ・カンボジア・ウズベキスタン出身の男女8名が受講。小樽日本語サポートクラブ(ONSA)の新出京子代表をはじめ5名が指導にあたった。

 

 同教室は、日本語教授法を習得したベテラン講師が務め、テキスト「みんなの日本語」に基づいて、アットホームな雰囲気の中、丁寧な指導を心がけている。

 

 今年度の後期教室は、9月4日に開講し11月27日までの毎週水曜日、10:00~11:30で全13回開かれ、最終日は11:00からお茶会を催し、習得した日本語で、講師や友人と会話を楽しみ親睦を深めた。

 

 今年7月から在住のカナダ出身のリチャードさんは、「小樽は大好きな町」と話し、中国出身のカンさんは「絵を描くことが好き」と自己紹介した。

 

 日本暮らし14年のロシア出身のPATIMAさんは、「優しい先生ばかりで、日本語を沢山学びました。また来ます」と話した。

 

 新出代表は、「今日は最終日となりお茶会を開き、皆さん、楽しい時間を過ごしたと思います」と話した。

 

 2020(令和2)年度前期授業は、4月8日(水)からを予定。なお、同教室の講師を募集しており、日本語教授法の学習未経験者には有料講習がある。興味のある人は、小樽市総務部国際交流担当(0134-32-1478)まで。

 

 ◎日本語教室2019年後期授業開始のお知らせ(外部)

 ◎関連記事