小樽サンダーボーイズ 5年ぶりの全道大会出場

 小樽サンダーボーイズミニバスケットボールクラブ(古谷公一団長)は、2020年1月9日に開催される全道大会への出場を5年ぶりに決めた。

 

 同チームは、今年で創部10周年を迎え、現在、高島・長橋・幸・花園・山の手小学校の2年~6年18名が所属。週5回18:30~21:00で、いなきたコミュニティーセンターや高島・長橋小学校で、金田誠コーチの指導の下、練習に励んでいる。

 

 予選大会は夏と秋の2度チャンスがあり、朝里小学校で11月24日(日)に行われた、外園杯争奪兼全国ミニバスケットボール大会北海道ブロック小樽地区予選大会で、夏大会で1点差で負けたライバルチームに58対34と圧勝し、全道大会への出場切符をつかんだ。

 

 過去には、3年連続で全道大会へ出場していたこともあったが、その後なかなか勝つことできず、全道各地からの強者24チームが出場する全国大会に、選手をはじめ関係者も力が入る。

 

 今回は、6年生7名が主力となる仲の良いチームで、ハードなディフェンスとスピードのある攻撃が持ち味。

 

 古谷団長は、「全道へは、子どもたちの力と保護者の協力も勝因のひとつ。これまでの全道大会では、1度も勝つことができていない。4回目の全道では初勝利を目指したい」と話した。

 

 2月に新年度がスタートしてから、過去最多の103試合を行い、71勝30敗2分の成績。過去10年間で一番多くの試合経験が勝利へと導いた。

 

 キャプテンの稲葉吏穏君(小6)は、「全道出場は新チームの目標でもある。全道ベスト4に向けて、今までのバスケを全部出したい。ひとりひとりの技術が高いと思う」と話し、副キャプテンの古谷洸太朗君(小6)は、「6歳上の兄を見てきたが勝てなかった。ぜひ勝ちたい」と意気込んだ。

 

 地区予選大会では、最優秀選手賞に阿部橙真君(小6)、優秀選手賞に山中康誠君(小6)が選ばれた。