商大プレクトラムアンサンブル 第51回定期演奏会

 マンドリンオーケストラ・小樽商科大学プレクトラムアンサンブルの第51回定期演奏会が、12月1日(日)14:00から小樽市民会館(花園5)ホールで開かれ、OBやOGをはじめ、300人以上がマンドリンコンサートを楽しんだ。

 

 同サークルは、創立51年を迎えたマンドリンオーケストラで、現在44名の部員が所属する、同大最大規模の文化系サークル。マンドリンをはじめ、マンドラ・マンドセロ・クラシックギター・コントラバスで構成され、1年間の集大成を毎年この時期に発表している。

 

 札幌市教育文化会館での市民芸術祭や、道内各地の地方演奏会、同大入学式、市内や近郊のホテル・レストラン・施設などで活動。

 

 同演奏会は3部構成のプログラムで、応援歌「若人逍遥の歌」で開幕を飾り、ジョゼッペ・アネンテ作曲「カシアーナ温泉」、熊谷賢一作曲「群炎Ⅱ」、組曲「アナと雪の女王」、二橋潤一作曲マンドリンオーケストラのための妖精組曲より「Ⅳ.Sylphe」など13曲を演奏した。

 

 1部の演奏後に中野彩香部長が挨拶。「50年も続いたサークルは素晴らしいと実感し、このオーケストラが何十年も続いていきますようにと、1年間運営してきた。日々の合奏練習や合宿で結束を固めつつ、3年生以外の部員にも支えてもらい、今日の日を迎えた。小樽市民会館で毎年定期演奏会を開催し、皆さんに足を運んでもらえ嬉しく思う」と述べた。

 

 観客は、澄み切った優しい音色や、時には激しく・力強く、変化に富んだ表情豊かな音色に聴き入り、午後のひと時を楽しんだ。

 

 2017(平成29)年卒業のOGは、「1年の集大成の演奏会で、部員の頑張りが伝わってくる良い演奏だった。函館のOBやOGも駆けつけた。これからも続くように頑張ってもらいたい」とエールを贈った。

 

 ◎小樽商科大学プレクトラムアンサンブル(外部)

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